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被災地支援センター

つながろう仲間たちと ささえようみんなのチカラで

熊本支援センターニュース「火の国がんば」No.22

日本障害フォーラム(JDF)熊本支援センター

2016年10月17日発行(毎週月曜日発行)

JDF熊本支援センター

〒861-8039 熊本市東区長嶺南4丁目4-60 長嶺ステップⅡ-2号

TEL 096-285-8569 FAX 096-285-8591 E-mail jdfkumamoto@gmail.com

 熊本地震発生から半年が経ちました。 今月末をもって多くの自治体が避難所を閉鎖することを決めており、 被災地は新たな段階に入っていきます。 地震による直接死を震災関連死が上回ったと報道されているように、 支援の重要度・困難度は増しています。 阿蘇でも爆発的噴火が起こり、この半年で2度の大きな自然災害を受けた熊本。 被災されたみなさんの不安や困惑、疲労が軽くなるには、まだ多くの時間が必要です。 引き続いて、JDF熊本支援センターは他の機関と連携しながら、 被災されたみなさんに寄り添って、支援を続けていきます。 第23クールには、福井・東京・大阪・広島・長崎から支援に入りました。 必要な支援体制が確保できず、第22クールから延長してくれた支援スタッフもいました。以下、先週の様子を報告します。

被災した家の室内

 

◆まだ支援を必要としている人はたくさんいます

 被災地障害者センターくまもとSOS対応 「ありがとう」支援1日目に初めて会った依頼主が私たちにかけていただいた第一声です。 当初「自分たちには何が出来るのだろう?」と思っていましたが、 自分たちがまず行くことで安心していただけるのだと、 この一言で感じとることができました。 依頼は減ってきているとの事ですが、まだ支援を必要としている人はたくさんいます。 この支援を知ってもらい、みんなの力を合わせて復興を応援しましょう!!(広島:中江)

 

 

たんぽぽハウスでのお弁当作りの様子

◆学ばせてもらった、地域とのつながり

 にしはらたんぽぽハウス(西原村) たんぽぽハウスは地域との関係も良く、食材なども地元の方から頂くことも多く、 作業所と地域とのつながりについても学ぶことが沢山ありました。 仮設住宅や山間部にお住いの障がいのある人や高齢者に届けるお弁当は安くてうまい! そしてボリューム満点!誰もが納得する量と質です。 調理などのためのマンパワーが足りず、震災からの復興のためには、 思っていた以上にまだまだ多くの支援が必要だと、 今回初めて熊本支援に入り強く感じました。(東京:草場)

 

 

◆生活再建に向けて粘り強い支援を

益城町総合体育館の外観

 益城町総合体育館避難所 地震発生から半年がたちましたが、 益城町総合体育館ではまだ約100名の方たちが避難生活を送っています。 仮設住宅に入居するか、壊れた自宅に戻るのか、決めかねている人もいます。 1週間という限られた期間の中で、避難所にいる方たちに寄り添い、 話を聞くことは難しいことでしたが、関係機関や他の支援団体と連携しながら、 新しい生活に向けてのお手伝いをさせていただきました。 新生活に移っても生活再建には不安が尽きません。 粘り強いとりくみが必要だと感じました。(大阪:城川、長谷川)

 

 

◆お互いが、お互いを思いやる

ワークセンターやまびこの箱折りの様子

 ワークセンターやまびこ 登録されている利用者の方は現在33名。 うち、箱折りと菓子作りに来られる方々は一日平均20人程です。 私は箱折り作業の仲間と数日間、共にしましたがいろいろな経験がありました。 Mさんは、言葉はゆっくりですが、眼差しに優しさあふれる男性です。 新米の私に丁寧にアドバイスしてくれました。 休憩時、自身も障害があるにもかかわらず、身障の人たちにお茶を運びます。 また、ある女性の表情がすぐれないとみると、「大丈夫?」と声をかけます。 お互いがお互いを思いやる、こうした光景を、 私たちの社会は忘れていないだろうかと考えさせられました。 たった数日間でしたが、最終日には「淋しい」と言ってくれる人がいたり、 一回も話をしなかった人が笑顔で私に手を振ってくれました。(福井:毛利)

「心身に不調」半数
県内被災者100人に聞き取り調査
【2016年10月13日付け 熊本日日新聞】
「自宅で生活」3割断念
熊本地震の被災者を追跡調査
【2016年10月13日付け 朝日新聞】
 熊本日日新聞社は県内被災者100人への聞き取り調査を実施した。 家族も含め健康面で変化があったかとの問いに、35人が「体調がすぐれない」、 8人が「持病が悪化した」などと回答。 合わせて48人が不調を訴えていた。 具体的に目立つのは「感情の起伏が激しくイライラすることが多くなった」 「地震のストレスから眠れなくなった」といった精神面の不調。 「子どもが学校に行けなくなった」との回答も複数あった。
 住まいに関しては、将来は元の居住地に戻りたいと77人が回答。しかし、 自宅再建や住まい確保の見通しが立たない人は51人に達した。 「戻りたい」と願いながらも、5割が住まい確保を見通せないでいる。
 朝日新聞がこれまで3度、避難所でアンケートをした計308人のうち、 おおむね1カ月以上避難生活を送った人で、 連絡の取れた124人に、現在の暮らしぶりなどを尋ねた。
 現在の生活場所は、応急仮設住宅が49人で最も多く、自宅に戻った人が31人、 みなし仮設が19人だった。
 「今後、どこに住もうと考えているか」を尋ねたところ、 「解体・再建した自宅」が39人で最も多く、「修理した自宅」の30人と合わせると56%だったが、 「災害公営住宅(復興住宅)」など、自宅以外を挙げた人が、3分の1を超えた。
 「被災地の復興が進んだと思うか」の問いに 「あまり」と「まったく」を合わせて「思わない」と答えたのが105人で85%を占めた。 「思う」は1人だった。

 

JDF関係者のみなさまへ
支援員が不足しています
~引き続き支援員の派遣・応募をお願します!~

●支援員の派遣は当面12月末まで延長し、2017年3月末までの派遣を想定して体制を準備します。

 JDF熊本支援センターは、現地の障害者団体等で構成される「被災地障害者センターくまもと」と一体となって取り組みを進めています。 当面は、県・市町村の要請のもと、関係団体と連携しながら障害者の訪問活動を行うとともに、 障害のある人のくらしの支援や避難所での生活支援、被災事業所での活動支援等を行っています。

主な活動

●被災地障害者センターくまもととの協力(生活支援等) ●益城町総合体育館避難所支援 ●事業所支援 ほか

・3年以上の福祉職経験者を募集します。日曜日14時に集合し、次の土曜日(7日間)11時頃に解散となります。

・集合場所:JDF熊本支援センター(熊本市東区長嶺南4-4-60 長嶺ステップⅡ-2(1F)) ※現地のニーズに応じた活動を展開するため、予定が変更になる場合があります。ご了承ください。

JDF熊本支援センターの活動をほぼ毎日ブログで発信しています。
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ください。(http://www.dinf.ne.jp/doc/JDF/sac_info.html#kumamoto)


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被災した障害のある人、事業所への支援活動や訪問調査などを行なうための費用とさせていただきます。ご協力お願いします。

■銀行振込:ゆうちょ銀行
○一九(ゼロイチキュウ )店 当座:0750236 口座名:日本障害フォーラム災害支援金

■郵便振替口座:00120-2-750236 口座名:日本障害フォーラム災害支援金

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