被災障害者を支援する為の情報を掲載。

JDF災害総合支援本部

Home › 被災地支援センター › 熊本支援センターニュース 「火の国がんば」 › 「火の国がんば」No.23
本文はここから

被災地支援センター

つながろう仲間たちと ささえようみんなのチカラで

熊本支援センターニュース「火の国がんば」No.23

日本障害フォーラム(JDF)熊本支援センター

2016年10月24日発行(毎週月曜日発行)

JDF熊本支援センター

〒861-8039 熊本市東区長嶺南4丁目4-60 長嶺ステップⅡ-2号

TEL 096-285-8569 FAX 096-285-8591 E-mail jdfkumamoto@gmail.com

 「笑顔と心の傷」

 JDF熊本支援センターの活動を、 5月8日の第11クールから第24クールまで積み重ねてきました。 私たちの支援に熊本のみなさんは、 笑顔で「ありがとう」「助かりました」と言われます。 一方、震災から半年たち、目に見えぬ心の傷が拡がっています。 熊本日日新聞の聞き取り調査によると、地震後に健康面の変化を感じている人は、 ほぼ半数でした。特に目立ったのは「感情の起伏が激しくイライラする」 「眠れなくなった」など精神面での不調でした。 引き続いて、JDF熊本支援センターは他の機関と連携しながら、 被災されたみなさんに寄り添って、支援を続けていきます。
 第24クールには、滋賀・岩手・鹿児島・福岡・長崎・愛知・東京から支援に入りました。 以下、先週の様子を報告します。

 

◆半年も経っているのに・・・

支援に出かけるところ

 被災地障害者センターくまもとSOS対応
 熊本各所に残る生々しい爪痕を前に言葉を失い、 支援初日の依頼者宅片づけ作業では半年も経っているのに手付かずの状況に絶句し、 そして毎朝目を通す新聞の震災関連記事に眉をひそめました。 それでも、全国から集まってきたなかまの 元気と笑顔と人間的な厚みに支えてもらいつつ、 どうにかこうにか活動に取り組むことができました。 いまなお、感情に蓋をしていなければ直視できないような光景がひろがっています。 映像や伝聞では感じることのできない空気のなか、 半壊した住宅のそばで聞いた被災者の言葉は、 胸の内側にヤスリをかけられるような痛みをともなっていました。 活動から得たことはたくさんありますが……。
 熊本の空気を忘れないこと。熊本の空気感を伝えていくこと。 このふたつを特に意識しながら、今後も地域で活動していきたいと思います。 (長崎・野島)

 

おどけて見せる支援員の様子

◆地域になくてはならない「場」

 にしはらたんぽぽハウス(西原村)
 食事提供支援補助に入りました。 被災地支援ボランティアなどの食事処の側面を持ち、 様々な人々が行きかうたんぽぽハウス。 そのパワーは、底しれません。 地域になくてはならない「場」の一面を数多く見せていただきました。 自分の地域に持ち帰りたいと思います。(長崎・川田)

 

 

◆「これからなんとか頑張っていきます」と笑顔で

各所に残る地震の形跡

 益城町総合体育館避難所
 10月末閉鎖まで残り2週間となった益城町最後の 避難所の益城町総合体育館に入りました。 19日に仮設住宅の鍵渡しがあり、閉鎖に向けた動きの最終段階に入り、 行くところが決まった安心感や半年間一緒に過ごした方と離れる不安感など、 さまざまな思いが交錯している中での支援でした。 仮設の申し込み抽選に何度も落ちて、やっと当たった方が、 仮設に移っていかれる際に「これからなんとか頑張っていきます」と 笑顔で出発されたことがとても印象的でした。(滋賀・宇都宮)

 

◆半年たった今・・・

ワークセンターやまびこの外観

 ワークセンターやまびこ
 最初は不安も多く、自分からも話しかけられない時間がありましたが、 1時間程経ったら利用者さん達から話しかけてくれました。 みなさん、とても優しい方たちで、鹿児島から来たことを伝えると、 そこからまた話がふくらんで、関係も深まりました。 作業は、箱折りやラッピング、ケーキ製造やシュレッダーかけ等があり、 利用者の方が、自分のしたい作業をするというやり方を見て、 ニーズに寄り添うとはこのことかなと感じました。 震災から半年たった今、体調不良で休んだり、 薬の量が増えた方もいらっしゃるそうです。 精神的な面での支援も必要なんだなと改めて感じました。
 ワークセンターやまびこへの支援は、 来週の25クール(10月24日~10月28日)で終了となります。 (鹿児島・竪道)

 

マーシーリリーフの事業所訪問の様子

 

◆マーシーリリーフの支援先事業所訪問

 10月17日・18日(月・火)の二日間、 シンガポールのNGOマーシーリリーフのシニアマネージャー・石関正浩さまが、 支援金を送った6つの事業所訪問を行い、 JDF事務局の原田潔氏と熊本現地案内人の宮田喜代志氏が同行しました。 この支援金は、熊本地震で被災した障害者支援事業所の施設・設備の 早期再建支援事業として取り組まれました。 石関さまは、支援先事業所で、支援金に対する感謝の言葉の歓迎と、 被災当時の様子や、今回の支援金の活用状況の説明を受けました。 また忙しい中、JDF熊本支援センターにもお立ち寄りになり、 支援員に、差し入れもしていただきました。6つの事業所は以下になります。
①特定非営利活動法人夢屋・プラネットワークス(阿蘇市)
②特定非営利活動法人九州ラーメン党・そよかぜ福祉作業所(益城町)
③社会福祉法人やまびこ福祉会・ゴー・スロー(熊本市中央区)
④NPO法人にしはらたんぽぽハウス(西原村)
⑤社会福祉法人みどり福祉会・地域活動支援センターあい(八代市)
⑥社会福祉法人やまびこ福祉会・ワークセンターやまびこ(熊本市中央区)

顕彰プレート受け渡しの様子

訪問者の紹介 公益財団法人損保ジャパン日本興亜福祉財団 専務理事 岡林 秀樹さま

JDF関係者のみなさまへ
支援員(10月30日の第26クールから最低6名)が不足しています
~引き続き支援員の派遣・応募をお願します!~

 JDF熊本支援センターは、現地の障害者団体等で構成される「被災地障害者センターくまもと」と一体となって取り組みを進めています。 当面は、県・市町村の要請のもと、関係団体と連携しながら障害者の訪問活動を行うとともに、 障害のある人のくらしの支援や避難所での生活支援、被災事業所での活動支援等を行っています。

主な活動

●被災地障害者センターくまもととの協力(生活支援等) ●益城町総合体育館避難所支援 ●事業所支援 ほか

・3年以上の福祉職経験者を募集します。日曜日14時に集合し、次の土曜日(7日間)11時頃に解散となります。

・集合場所:JDF熊本支援センター(熊本市東区長嶺南4-4-60 長嶺ステップⅡ-2(1F)) ※現地のニーズに応じた活動を展開するため、予定が変更になる場合があります。ご了承ください。

JDF熊本支援センターの活動をほぼ毎日ブログで発信しています。
「JDF災害総合支援本部」で検索
ください。(http://www.dinf.ne.jp/doc/JDF/sac_info.html#kumamoto)


メニューはここから