つながろう仲間たちと ささえようみんなのチカラで 熊本支援センターニュース 「火の国がんば」 No.42 日本障害フォーラム(JDF)熊本支援センター 2017年3月20日発行(毎週月曜日発行) JDF熊本支援センター 〒861-8039 熊本市東区長嶺南4丁目4-60 長嶺ステップU-2号 TEL:096-285-8569 FAX:096-285-8591 E-mail:jdfkumamoto@gmail.com 熊本の日中は春を感じ、花芽も日に日に膨らんできていますが、 朝夕はまだまだ寒さで暖が欲しいです。 今回は大阪・滋賀・兵庫・東京・熊本の8名で活動を行ないました。 木山仮設団地 地域支え合いセンター(益城町)、被災地障害者センターくまもと、 木倉地区地域支え合いセンター(御船町)での活動を報告いたします。 また、にしはらたんぽぽハウス(西原村)には現地熊本から2名の支援員が入り活動しました。 〜熊本震災から11ヶ月〜 3月14日で震災後11ヶ月を経過しました。 11日は県内の多くの中学校が卒業式でした。 熊本地震前震の4月14日は新学期が始まった直後、3年生の皆さんは、 次への進路に向かいながら地震による休校そして学校の倒壊や自宅の損壊 そして受験勉強など幾多の困難を乗り越えてきての卒業式でした。 子ども達の明るい笑顔に癒されながら元気をもらった11ヶ月でもありました。 卒業生の皆さんに次への新たな進路と目標にエールを送りたいです。 (事務スタッフ 西原 陽子) ***被災地障害者センターくまもと 活動報告*** 〜人の温かさに触れて〜 今週は、前半は片付け作業がなく、仮設住宅へのSOSチラシの配布や、 依頼者の通院や手術の同行をさせていただきました。 病院への同行は、家族の方もおられるのですが、 「被災地センターの方が来てくださると嬉しいです」というお言葉をいただき、 同行するだけでも意味のあるものになっているのだと思いました。 週の後半は、解体作業も入ってきて 男性陣は、たくさんのブロックや植木鉢などとの格闘。 山のようにある処理物をトラックに積み込み、処理場への運搬も行いました。 女性陣は、SOSチラシをみて連絡したという精神障害のある方を訪問し、 辛かったことを聞きつつも、パワーをもらって帰ってきました。 【支援スタッフ 西山 勝美(滋賀)、冨澤 公翔・水田 瞳(兵庫)】 木山仮設団地 地域支え合いセンター(益城町)活動報告 〜憩いの場は多くのボランティアの協力で〜 木山仮設団地には住民交流の場として3つの集会所があります。 結構活用されていて毎日色々な集まりが開かれています。 熊本YMCAが主催するサロン活動では、住民の皆さんが編み物や小物つくり、 カラオケなどを楽しんでおられます。 私達も僧侶ボランティアの「BO-SUNカフェ」に行きました。 少し風が冷たい日でしたが、温かいコーヒーと暖かいお喋りでホッコリしました。 【支援スタッフ:川畑 清美(大阪)、平尾 一幸(兵庫)】 南木倉地域支え合いセンター(御船町)活動報告 〜災害ストレスはずっと後から出てくる!〜 御船町では、地域支え合いセンターのある南木倉仮設団地をはじめ、西木倉、西往還、 落合、滝川の5つを熊本YMCAが担当しています。 JDFからは火曜日と木曜日に支え合いセンターの活動支援に入りました。 訪問聞き取りやサロン活動などで、住民の皆さんから避難所での苦労話、 自宅の解体・改修、仮設での生活等々を少しずつ聞いていきます。 はじめは遠慮がちに話す方も、その内だんだんと「聞いて、聞いて!」 状態になりました。 時間をかけて聞いていくと、生活のいろんな問題点が浮かび上がってきます。 とくに印象に残ったのは、仮設団地にはいつまで居られるのかという期限のことや、 高校生の娘さんが最近になって 災害ストレスが現れるようになって来たというお話などでした。 ニーズは百人百様、相談や支援もそれに合わせていくこと、 そのためには地道で気の長い訪問が大切だなと思いました。 南木倉のサロン「お好み焼き会」では皆さんと楽しく美味しくいただきました。 ごちそうさま! 【支援スタッフ:宮田 喜代志(熊本)】 サザエさん 熊本旅行 (3月16日 熊本日日新聞) 熊本地震の被災地応援をしようと、 フジテレビ(東京)のアニメ「サザエさん」放送が3月26日(日)にあります。 「夢いっぱいの春休み〜熊本・大分旅行〜」磯野家の家族旅行です。 視聴者の皆さんの心を癒し、元気を与えてくれるのではと期待してます。 募金にご協力ください ■銀行振込:ゆうちょ銀行 ○一九(ゼロイチキュウ)店 当座:0750236 口座名:日本障害フォーラム災害支援金 ■郵便振替 口座:00120-2-750236 口座名:日本障害フォーラム災害支援金 =JDF関係者のみなさまへ= JDF熊本支援センターは、現在の形での活動は今年度(3月)いっぱいで 終結させることで準備を進めています。 現在のところ、3月までの人員は、確保することができました。 昨年5月以降続けてきました派遣人員の募集は、2月7日にて終了させていただきました。 ご多忙の中、これまで派遣にご協力いただいた皆様には、 改めて心よりお礼を申し上げます。 JDF熊本支援センターは、現地の障害者団体等で構成される 「被災地障害者センターくまもと」と一体となって取り組みを進めています。 活動内容は被災した障害のある方への個別支援、 仮設住宅や被災事業所の支援等が中心です。 JDF熊本支援センターの活動をブログで発信しています。 「JDF災害総合支援本部」で検索ください。