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被災地支援センター

2015年11月JDF宮城訪問活動記録

訪問日 市町村名 訪問先 活動内容 コメント
11月1日 仙台市 あすと長町(身体障害者(女性)宅)訪問 仮設住宅から災害公営住宅へ荷物を運び出し、設置した。
11月4日 仙台市 災害公営住宅(身体障害者(女性)宅 訪問 警報器取付に関する契約と作業に同席
亘理町 身体障害者(女性)宅 訪問 修繕状況の確認と今後の流れの打ち合わせ。
山元町 災害公営住宅(身体障害者(女性)宅 訪問 通院や各諸手続きの確認。
11月5日 石巻市 N仮設住宅 訪問 自治会長宅を訪問したが、自治会はすでに解散しているとのこと。 全122戸中残っているのは50戸弱。社協事務所が近く、毎日訪問してくれている。
J仮設住宅 訪問 自治会長は不在だった。 次回再訪。
N仮設住宅 訪問 自治会長は不在だった。 次回再訪。
K仮設住宅 訪問 集会所にJDFのチラシ有。全26戸だが、残っているのは2,3戸。ハウスメーカーが点検作業をしていた。
11月9日 亘理町 身体障害者(女性)宅 訪問 ボランティアと一緒に修繕作業。
11月11日 仙台市 災害公営住宅(身体障害者(女性))宅 訪問 仮設住宅へ送迎し、引っ越し後の後始末をして、支援員から郵便物を受け取った。買い物・通院同行。
あすと長町仮設住宅 訪問 常駐している支援員の話:前233戸中、残っているのは50戸弱。 福島の人も2人いる。生活再建の見通しはまだ立っていない。
亘理町 身体障害者(女性)宅 訪問 修繕作業。
11月12日 石巻市 J仮設住宅 訪問 自治会長は不在だった。 次回再訪。
N仮設住宅 訪問 自治会長宅訪問。前自治会長は災害公営住宅へ転居したため、3年前から引き継いている。 2年前には孤独死の方が見つかった。足が不自由な男性がいたが、1年半前くらいに施設へ入所した。 社協の支援員が毎日巡回している。老老介護の世帯がある。全51戸中、残っているのは20戸弱。
N仮設住宅 高齢障害者世帯宅 訪問 寝たきりの奥さんをご主人が看ている。 震災前日、病院で脳梗塞と診断されてそのまま入院、手術した。 月1回往診。週7回訪問介護。月2回ショートステイ利用。 ご主人も9月に脳梗塞で救急搬送され、半月入院した。 職場の環境問題で左耳は鼓膜が破れて聞こえない。 右耳も難聴。奥さんとの会話が成立せず不便を感じている。 何かあった時のためとベッド横に布団を敷いて寝ているが、部屋が狭くて大変だと話されていた。 それでも、タダで入れてもらっているからと、仮設周辺の掃除や草取りをされている。 宮城県聴覚障害者情報センターに相談して対応。
T仮設住宅 訪問 自治会長対応。障がい者はいない。 全37戸中、残っているのは16戸。 仕事に行っているので昼間は人がいない。
S仮設住宅 訪問 自治会長宅を訪ねたが、仕事で不在。 留守番中のお母さんから話を聞いた。2人暮らし。 仮設はほとんどの人が仕事に行っているで昼間は人がいない。 買い物する場所もないのでずっと部屋にいる。 津波にのまれ、耳が聞こえなくなり、声が出なくなった。 今は何とか会話できるようになったが、耳は聞こえずらい。 宮城県聴覚障害者情報センターに相談して対応。
K仮設住宅 訪問 集会所の鍵を預かっている女性に話を聞いた。自治会は2年前に解散している。 全28戸中、残っているのは7戸。 ほとんどの人が災害公営住宅へ転居したが、時々遊びに来てくれる。 高齢者はいるが障害者はいない。 仮設住宅生活でエコノミークラス症候群になり通院・服薬している。 渡波で被災したが戻りたくない。 町中の災害公営住宅は人気があるのでなかなか当選しない。 今月末にも抽選会がある。
仙台市 O仮設住宅 訪問 常駐している支援員の話:最近転居の動きはないが、一人入院した人がいる。
11月13日 山元町 災害公営住宅(身体障害者(女性)宅)訪問 支援物資(ベッド)を届けた。 設置後ベッドに腰かけてもらったが、立ち上がった瞬間に満面の笑み。 うれしいと泣いて喜んでくださった。 家財は津波で全て流されてなくなってしまったが、新たに購入しようとは思わない、 最低限のものがあれば十分と、包装紙を張り、取っ手をつけた箱を作って、きれいに整理されている。 使用状況を確認しに再訪問。
亘理町 身体障害者(女性)宅 訪問 修繕作業。
11月14日 亘理町 身体障害者(女性)宅 訪問 ボランティアと一緒に修繕作業。 雨の中、外壁工事をしてくださった大工さんたちに感謝。
11月20日 石巻市 J仮設住宅 訪問 自治会長訪問。ご自身が車いすユーザー。 奥様と毎日の見回りや集会所の管理もされている。 震災当日、たまたま石巻にいなかったので命は助かった。 翌日戻ったが自宅には近寄れず、10日後、流されてきた車をよじ登り、やっと中に入れた。 昨年心臓を患い手術。今年になって足症状が重症化し、7月に足指1本切除したが状態が悪く、 もう1本切除、最終的に膝下から切除して先月末退院したばかり。 車いす住居を希望しているが、現在空きがあるのは1戸だけ。病院から遠いので応募しておらず、 再建は未定。132戸中、残っているのは45戸。当初自治会を構成していた人たちはすでに転居し、 今残っている若い人は話し合いに出てこないので、今後どうするのかなど住人の意向はつかめていない。 今までに3人亡くなっている。仮設のカビ問題を一番初めに訴え、取材を受けた。 奥様は「気丈な人だから何とか頑張っている」と話されていたが、表情は苦しそうに見えた。 もともと住んでいた部屋は一般住宅で、自己負担するなら空いているスロープ付きの部屋に移っても構わないと言われたが、 奥様がご自身でスロープを作り、玄関前に設置、屋根をかけた。 現在義肢を作製中。来月完成したらリハビリ。震災当時、地デジ移行期で、高かったが買ったばかりのTVを流され、 とてもショックだったと話されていた。再訪予定。
11月26日 仙台市 O仮設住宅 常駐している支援員:特に変わりはないが、 入居後少ししてから全く姿を見せなくなった(ひきこもっている)人がいる。 部屋にいるのは間違いないが、だいぶ前からガスが止められており、 このところ寒くなってきているので心配している。 訪問したが応答はなかった。再訪。
O仮設住宅(身体障害者(男性)宅) 訪問 11/20(金)に退院した。頸椎損傷で、治療することになった。  
11月27日 仙台市 災害公営住宅(身体障害者(女性)宅) 訪問 仙台市との書類のやり取りが分からないとのことだったので、確認させてもらった。 担当課に連絡し対応する。

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