ひとりじゃないよ! 信じ合い 助け合いながら ふくしま支援センターニュース つながり No.9 2013/05/15発行:JDF被災地障がい者支援センターふくしま 住所:〒963-8025 郡山市桑野1丁目5-17深谷ビルB棟101号 TEL:024-925-2428、FAX:024-925-2429 メール: shienfukushima2011green@yahoo.co.jp 今年度も次の事業を継続的に行います JDF被災地障がい者支援センターふくしまでは、 東日本大震災の被害を受けた仲間に対して多岐に渡る活動を行って来ました。 今年度も県の事業として「福島県相談支援充実・強化業務」と 「福島県自立支援拠点整備事業」を継続して行うこととなりました。 福島県相談支援充実・強化業務は、あいえるの会が委託を受け当センターで 活動を行っています。 今後も被災障がい者の相談・支援にあたっていきます。 引き続き、被災地や避難先でお困りのことがありましたら、 024-983-7646(専用回線)までお気軽にお電話ください。 福島県自立支援拠点整備事業では、交流サロン「しんせい」を拠点に活動しています。 被災された方々が少しでも前向きになれる場、 被災した事業所の復興を支える活動を行っています。 今年度からは、郡山市のボランティアさんと避難の続く皆さんが 一緒に行う活動も加わり、活気あふれる交流サロン活動が始まりました。 また、様々な課題がある福島県の障がいを持つ仲間と共に郷土「ふくしま」を 誇りに思える活動を行っていきたいと思います。 東北関東大震災障害者救援本部会議 上記のような状況の中で、障がいの仲間としての全国組織である、 全国自立生活センター協議会(JIL)やDPI日本会議、 その基金団体であるゆめ風基金などで組織された「東北関東大震災障害者救援本部会議」の世話人会が、5月8日に東京で行われました。 主に、岩手、宮城、福島の各被災地障がい者支援センターでの 12年度の活動報告と今後の活動課題などが話し合われました。 岩手からは、みやこ・大船渡のセンターが移送支援や生活支援活動の事業化、 車いすトイレマップの作成、「みちのくTRY」の報告があり、 当事者が街に出ることの重要性を感じていること、 少しずつ参加当事者が出てきたことなどが報告されました。 宮城では、みやぎ・南三陸・石巻の各センターが(かまいし欠席)行政交渉、 障がい児日中預かり事業化、交通バリアフリー活動などの報告がありました。 特に石巻では、当事者が交通バリアフリーやサロン活動をしたいと訴えていて、 自立生活センターの創世記を感じて応援の声が上がっていました。 さて、我がふくしまですが、上記事業や多岐の活動を報告した上で、他県との違いは、 何と言っても原発事故被害をどう扱って良いかを模索しながらの活動であるということを前提に“分断”によって“差別”を産んではいけない。 また、介助者不足の問題は、解消に至ったか? その影響はどういったところに出ているか?などの質問や多くの意見を頂きました。 救援本部としては、人的支援は勿論だが、出来るだけに財政支援をしたいが、 基金や助成金などが少なくなって来ているとの報告もありました。 「みちのくTRY2nd」参加者&ボランティア募集 被災地障がい者支援センターみやこが主催する「みちのくTRYU」が 下記の予定で開催されます。 今年は東北人で、陸前高田から宮古までの車いすリレーです。 ぜひ、あなたの力で、西高東低といわれる東北の福祉レベルの向上のために (伴走ボランティアも)参加してはいかがでしょうか? 詳細は、JDF被災地障がい者支援センターふくしま024-925-2428 の設楽まで! 開催期日・地点:2013年7/29日(月)陸前高田、一本松〜8/9(金)宮古市田老、 スーパー堤防 参加:基本的には全工程か前・後半、一週間単位。(途中参加8/3(土)は釜石駅集合) 費用:TRY期間中の食費、宿泊費は無料。現地への行き帰り費用は自己負担。 活動報告 ニーズ再調査(行政) 震災から丸2年が過ぎたところで、被災障がい者のニーズがどう変化しているのか、 同じ障がいを持つ仲間としてできることはないのか、 後世に伝えるべきことは何なのかを把握したいということで、4月から、 相双地区を中心にした行政の障がい者福祉を担当している部署を巡っています。 お話を伺う中で、特に双葉地区においては、障がい者の所在や情報把握していること、 福祉サービスなどにつながっていることが解りました。 ただし、私たちは当事者ニーズに沿ったものになっているかどうかという視点でみて、 家族も困難を抱えている中、遠慮の上しかたなく、 入所施設へという事例が複数ありました。 これを放置すれば、阪神淡路大震災を機に施設入所となり、 十数年経っても入所生活から地域生活に戻れない方がいます。 そういった事例を掘り起こし、本人ニーズに沿ったかたちに近づける仕組みを 模索しています。 支援物資を頂きました LED電球 パナソニック株式会社様より513個のLED電球を頂きました。 513個というのは、パナソニック本社の従業員の家庭で 昨年一年間節電した。 その節電した電気代で購入した数ということです。 靴 認定NPO法人市民活動センター神戸様より、約九百足のご支援をいただきました。 分配先としては、ワークセンター麦・安積愛育園・ほっと福祉記念会・コーヒータイム・NPO法人Jinなどの皆さんです。 使用済みの封筒を集めています。 交流サロン「しんせい」の活動として、ペーパーバックを作っています。 住所や氏名などの個人情報は適正に処理させて頂いております。 A4サイズ以上のものをお願いします。 問い合わせ先:交流サロン「しんせい」 TEL:024-983-8138 mail: salon.shinsei@sky.plala.or.jp