支えよう、東北の仲間たちを! みんなの絆と力で! みやぎ支援センターニュース (ゆい) No.29 日本障害フォーラム(JDF)東日本大震災被災障害者総合対策本部 【2011年7月16日】 仙台市太白区・萩の郷福祉工場内 電話:080-4373-6077、FAX:022-244-6965、 メール:jdf.miyagi@gmail.com、 登米市東和町・若葉園内 電話:090-8349-9403、FAX:0220-45-2223、 メール:jdf.miyagi.hokubu@gmail.com、 ホームページhttp://www.dinf.ne.jp/doc/JDF/index.html。 がんばる地域の社会資源たち 〜ちいさな鼓動!大きな希望〜 移転して、給食も再開できました。 知的障害者通所更生施設「るぽーと」 「JDFの皆さんに津波被害を受けた建物の泥出しや片付けを手伝ってもらい、 本当に助かりました。 全国から応援に来てくださった皆さんありがとうございました。」と主任支援員の 目黒恵美子さんから言っていただきました。 利用者さんからは笑顔も見られるようになりました。 諦めない強い気持ちで再開を! 生活介護事業所「のぞみ福祉作業所」 東日本大震災から4ヶ月が過ぎ、南三陸町入谷にある、のぞみ福祉作業所では、利用者の方や施設職員の方たちが一丸となり、畑作りを始めています。 作業所は津波の被害にあい全壊。利用者の方の土地にプレハブの作業所を設置し、 新たに畑作りを始められました。雑草が生い茂った土地の除草をし、 地面を耕して苗を植えつけるというゼロからのスタートに JDFのメンバーも携わらせていただきました。 今では、ジャガイモや茄子、胡瓜、トマト、パプリカといった野菜の収穫が 行なえるまでに至っております。 このような活動に携われたことに心から感謝すると同時に、 被災した方たちの復興に向けた取り組みに心を打たれました。 まだまだ、やることは沢山あります。 諦めないという強い気持ちを持って前に進んでゆかれる事と信じています。 太郎・次郎がやってくる! 村崎太郎氏が被災地訪問 あの太郎次郎の村崎太郎が被災地にやって来ます。この企画は、村崎さんのプロダクションとJDFとの連携で進められています。 まず、7月28日に山元町の「地球村」へ翌29日には北部の施設と被災地の視察をしながら各地で公演を予定されています。 各地で猿回しの公演をしながら、可能な限り地元の人と交流をされたいそうです。 少しでも笑顔を配れればいいですね。 「生活のかけはし」 南三陸町は困難な状況が続く中でも地元や様々な支援の力でカフェができ、移動のコンビニができ、いくつかの障害者福祉事業所も再開されてきています。ところが拠点をつなぐ移動手段がありません。 さらに避難所や仮設は震災前に通っていた施設や病院・商店から遠く辿り着くことが容易ではないのです。作業所に通いたい! 通院に行きたい!そんな願いに少しだけJDFが応えています。 きっと他にもそんな願いをもった障害者はたくさんいるはず。一人でも多くの方と出会い生活のかけはしを作っていきます。 「教訓」 ある大学の先生は「6月中に医療機関は復旧している。同じ被災地内で多くの無償サービスと通常のサービスが混在して経営の邪魔をしてはいけない。ボランタリーの活動が長く続くことは問題であろう。ただし、医療機関へのアクセスの保障は必要である。また、精神障害者の関係では普段から何らかの繋がりの無かった人は全く見えてこない。」などと話されています。 仮設住宅の入居者説明会が各地で開催 15日には泊浜生活センターなどで仮設住宅入居の説明会が開催され、障害のある方々も説明を聞いた。 今後手続きや引越しの支援などが必要となってくる。 岩手では障害者用の仮設住宅が完成したと新聞報道されている同じ15日には、宮城県内で2件の孤独死が報じられている。 それでなくとも孤立しやすい障害のある人たちの支援を今後も継続しなくてはいけない。 障害のある方との対話数1414人、のべ支援員数522人、(7月15日現在) ◆被災地派遣支援員を再募集!◆ ○活動内容 支 援 員…訪問によるニーズの掘り起こし、ニーズへの対応 など。 事務局員…電話相談、ニーズの調整・対応、会計、庶務、広報 など。 ○活動場所 みやぎ支援センター(仙台市)・みやぎ北部支援センター(登米市) ご連絡 お待ちしています。080-4373-6077。