支えよう、東北の仲間たちを! みんなの絆と力で! みやぎ支援センターニュース (ゆい)No.44 日本障害フォーラム(JDF)東日本大震災被災障害者総合対策本部 【2011年9月14日】 本部センター、仙台市青葉区五橋2-12-2、電話:080-4373-6077、FAX:022-266-0292、 東部センター、涌谷町本町99-7、電話:0229-43-6639、FAX:0229-43-6685、 メール:jdf.miyagi@gmail.com、 北部センター、登米市東和町・若葉園内、電話:090-8349-9403、 メール:jdf.miyagi.hokubu@gmail.com、 ホームページhttp://www.dinf.ne.jp/doc/JDF/index.html、 障害のある方との対話数1524人、延べ支援員数713人、9/14現在。 「木口ひょうご地域振興財団支援金を受け取りました」 オレンジキッズさんからおたより 3月11日に起きた東日本大震災、私たちは津波や余震に怯えながら、 なにより恐怖に感じたのは、情報が入らない、外部との連絡が取れないことでした。 そこで、頂いた支援金で携帯衛星電話を購入することにしました。 自分たちの状況を的確に外部に伝えること、情報を収集することができるかどうかが、 被害を最小限に留める方法だということを実感したからです。 震災から半年が経ち、市内の瓦礫は片付きつつあります。 沿岸部に墓標のように立ち並ぶ廃墟は、失ったものの多さを突き付けます。 それぞれが抱える傷と向き合いながら「震災に負けない気仙沼」を 市民みんなの手により創り上げていきたいと考えます。 この度はご支援いただき、本当にありがとうございます。 (オレンジキッズ 小原さん) 仮設住宅への移動支援をしました。 石巻市内の避難所から仮設住宅へ移られるAさんの引越しが行われました。 避難所での半年間は食事・入浴・トイレなど日常生活に関わる多くの事で 制約を余儀なくされる事が多かったと思います。 当日は天候にも恵まれ、避難所から荷物の搬出には同じ避難所で暮らしている多くの方々が手伝って下さいました。 移転先の仮設住宅内には大型の液晶TVや全自動洗濯機・冷蔵庫などの真新しい家電が 既に備え付けられており、Aさん一家のこれからの新しい生活を 待ちかねているようでした。 あの大震災から半年が過ぎ、被災された方々の生活は 新たなステップにさしかかっているようです。 (三宅学 東京から) 支援のあしあと 私は、JDFの支援活動に9月10日から9月17日まで参加させていただいています。 支援要請当初、正直「何をすればいいのか?」と不安だらけのスタートでした。 参加させていただいた2日目に震災からちょうど半年目の日で甚大な被害を受けた 「女川漁港」を視察することになりました。 震災での津波に埋もれたニュース映像でも何度も目にした漁港で 半年を過ぎた現在でも、ビルの5,6Fの高さまで海水があがってきたとは とても信じられない爪跡に言葉を失いました。 「なぜ、こんな所に通常ありえない物があるのか?」等、驚かされることばかりで、 自然災害の怖さを感じました。 JDFで出来ること!!」すべての支援団体の中で、私達が携わる事の中で、 「避難所から仮設への移転への支援」を中心に、障害をもたれた被災者の方々への 出来るだけのニーズにお応えしようと努めています。 しかし、「こうして欲しいのに?」の現場の声に、私達支援員はどれだけ応える事が 出来るでしょうか?不安や、やるせなさを感じながらも、今、このときを しっかりと支援員⇔被災者の方と心から向きあい今の活動を続けて行きたいと思います。(輪倉徹 愛知から) ◆被災地派遣支援員を再募集!◆ ○活動内容 支援員・・・訪問によるニーズの掘り起こし、ニーズへの対応など。 事務局員・・・電話相談、ニーズの調整・対応、会計、庶務、広報など。 ○活動場所 みやぎ支援センター(遠田郡涌谷町)・みやぎ北部支援センター(登米市) 原則7〜10日間の支援期間が可能な方、ご連絡お待ちしています。080-4373-6077。