支えよう、東北の仲間たちを! みんなの絆と力で! みやぎ支援センターニュース (ゆい)No.46 日本障害フォーラム(JDF)東日本大震災被災障害者総合対策本部 【2011年9月21日】 本部センター、仙台市青葉区五橋2-12-2、電話:080-4373-6077、FAX:022-266-0292。 東部センター、涌谷町本町99-7、電話:0229-43-6639、FAX:0229-43-6685、 メール:jdf.miyagi@gmail.com。 北部センター、登米市東和町・若葉園内、電話:090-8349-9403、 メール:jdf.miyagi.hokubu@gmail.com、 ホームページhttp://www.dinf.ne.jp/doc/JDF/index.html。 障害のある方との対話数1537人、延べ支援員数731人、9/17現在。 日本で今何がおこっているのか、現実を自分の目で確かめたくて参加しました。 実際に被災地を見て、瓦礫の中からたくましく生える雑草に自然の力と 半年という時の流れを感じずにはいられませんでした。 ある方は、復興ではなく「再生」だとおっしゃっていました。 見て、聞いて、触れたことを自分の住む町に帰って伝えていくことで 風化させないことが私たち参加した者の使命ではないでしょうか。 被災地にたくさんのひまわりが咲き、終わりを迎えていました。 復興のシンボルだそうです。 来年もたくさんのひまわりが東北に咲いていますように。 応援しています。 (広島県、ひとは作業所、増野奈緒) 支援のあしあと 9月9日に北部支援センターに入り、到着後すぐに前クールの担当から就業 ・生活支援センター「ゆい」さんの引き継ぎを受け付けました。 活動日報をみても、当初と比べると日が経つにつれて相談内容や件数が変わってきていました。「何かしなければ・・・」と意気込んできた私ですが、「相談が減ったことは、 地元の方々で解決できることが増えた。 それがJDF復興支援の結果となる」と話を聞き、前に出るだけが支援ではない、 という事を学ぶことができました。 今後も、震災の影響に関する相談はあると思いますが、 要請があったときに迅速に動けるように復興活動への意識は 高く持ち続けたいと思います。 (福岡県 福岡コロニー 米田めぐみ) 女川町に魅せられて JDF支援活動で女川町に支援に入りました。 10日間という短い時間での活動でしたが、自然と人、そこにある空気に触れ、 女川という町と人々に魅せられました。 女川町では、介護保険や障害福祉サービスなどの既存の制度を積極的に活用しつつ、 その枠へあてはめる支援ではなく、その人の視点や立場に立った柔軟で 丁寧な対応が行われていました。 保健師や病院のPT・OTをはじめとした、 地域のコーディネーターの積極的で前向きな取り組み、 そして、笑顔や誠実さといった個人の魅力的な人間性に触れ感動しました。 そして、その支援体制の一翼を担わせてもらったことに誇りを感じています。 震災後6カ月を経過してもなお、被災地には、改善されるべき課題が多く残っています。しかし、そこには大きな希望がありました。 女川町のように、行政が住民とともに考え、歩みながら、誰もを一人の人として尊重し、思いや願いが多くの人を結びつく町をつくっていくことです。 その希望を実現させるため、微力ながらこれからも応援していきたいと思います。 (埼玉県、やどかりの里、宗野政美) 第5回女川町行政とのミーティング報告 9月14日(水)に、今回で第5回目となる女川町とJDFみやぎ支援センターの 定期ミーティングが開かれました。 JDFからはこの間の女川町における活動報告を行い、 避難所からの移送支援や仮設住宅内における手すり設置について、 今後も女川町と連携し対応していくことを確認しました。 女川町からはJDFの活動期限や支援物資の提供先・人数制限などに関しての 要望がありました。 活動期限については9月13日のJDF会議で11月以降も活動継続が決定した旨を伝え、支援物資に関しても必要な物は各団体に協力してもらい 提供していくことを確認しました。 今後の活動に関しては、再度JDFのチラシを全戸配布して頂くことや、 石巻市の仮設住宅に住んでおられる女川町民の方への対応等について意見交換しました。 南三陸町での被災の経験と現状 9月18日若葉園において、風の里管理者、三浦薫さんより南三陸町での被災と現状を 話して頂きました。 被災後の混乱の中で多くの福祉団体が次々と状況を聞きに来るのですが、 その対応に本当に疲れたこと。 何とか整理できないかと思い、南三陸地方で5月13日に関係者の話し合いが持たれて、今の支援の形となり支援の実績が積まれてきました。 被災の現状をみて継続とか進むとかではなく、 生の心で見てもらって自分なりの心で感じてもらいたいです。 みなさんの関わりが今の私達の力となったこと、 これから先も皆さんに助けて頂くんだということ。 私が一番大切にしている言葉の「他人を侮ることなく、思いやりが先に立つように」を 意識して仕事を進めていきたいということです。 ◆被災地派遣支援員を再募集!◆ ○活動内容 支援員・・・・訪問によるニーズの掘り起こし、ニーズへの対応など。 事務局員・・・電話相談、ニーズの調整・対応、会計、庶務、広報など。 ○活動場所 みやぎ支援センター(遠田郡涌谷町)・みやぎ北部支援センター(登米市) 原則7〜10日間の支援期間が可能な方、ご連絡お待ちしています。 (担当:酒井 080-4373-6077)