支えよう、東北の仲間たちを! みんなの絆と力で! みやぎ支援センターニュース (ゆい)No.52 日本障害フォーラム(JDF)東日本大震災被災障害者総合対策本部 【2011年10月29日】 本部センター、仙台市青葉区五橋2-12-2、 電話:080-4373-6077、FAX:022-266-0292、 東部センター、涌谷町本町99-7、 電話:0229-43-6639、FAX:0229-43-6685、メール:jdf.miyagi@gmail.com、 ホームページhttp://www.dinf.ne.jp/doc/JDF/index.html 障害のある方との対話数1575人、延べ支援員数787人、10/29現在。 のぞみ福祉作業所の(仮)開所式・・・ついに ここまで来ました!! 「ここからまたはじまる」 2011年10月27日、のぞみ福祉作業所が再出発する15坪のプレハブで 仮開所式が行われました。 まだ電灯もないし壁紙もないけども、いよいよここからはじまります。 本当は開所式をおこなうはずだったのですが、工期が遅れ間に合いませんでした。 11月中には正式に開所の予定です。 多くの関係者が集まり、利用者のご家族や洗心会のみなさま、招待いただいた支援団体のそれぞれがこれまでの道のりを振り返り、言葉にならない思いが溢れていました。 3月11日のあの日から一日も早く利用者さんの日中活動の場面をと 入谷で始めた仮の作業所、それからたくさんの困難を経てこの日を迎えられたと思います。きっと今からが大変なのだと思います。 勝手ですが、ようやく今からだと思うと嬉しくてなりません。 洗心会のぞみ福祉作業所のみなさま仮開所おめでとうございます! (愛知県 麻生) ワークショップひまわりでいも煮会に参加。 宮城県気仙沼にある、社会福祉法人洗心会ワークショップひまわりにて 10月29日(土)に毎年の行事であるいも煮会が開催されました。 この間ワークショップひまわりにJDFの支援員を派遣し、 作業のお手伝いをさせていただいていたことが縁で、ワークショップひまわりさんより、この間支援に入っていただいている、JDFや難民を助ける会を招待し、 利用者・家族・職員と一緒に交流しましょうということでお誘いがありました。 当日は10:30より挨拶が始まり、JDFは施設の外でサンマを焼く役割を担い 利用者さんと交流しながら行いました。 サンマをたくさん焼いたので関わった支援員は煙をあび独特の匂いがしみつきました。 サンマを焼いた後は肉を焼き昼食の時間となりました。 施設内にて会話をしながら食事、交流をしました。 食事後利用者さんたちのカラオケが始まり、最初にAKB48の「会いたかった」を 全員で歌っていました。 その後は一人ひとりがカラオケを楽しみ、支援員も利用者さんと一緒に カラオケを楽しみました。 この間のつながりから今回のいも煮会の参加することになり、 "つながり""絆"の大切さを実感した出来事でした。 10月31日(月)以降も作業の手伝いとしてひまわりに行くので "つながり"を引き続き大切にしていきたいと思います。               (愛知県 滝沢健) <第3回 女川町総合相談会に参加しました> 10/29(土)に宮城県サポートセンター支援事業所主催の 「女川町仮設住宅住民 訪問調査活動」が行われました。 JDFから5名の支援員が参加し、地域包括支援センター・保健師・社会福祉士協会・ ケアマネ事業所・青年弁護士会の方々と共に訪問調査を行いました。 既に6カ月の仮設住宅生活を経験されている住民にとって、環境・健康・交通等の 問題が大きい事も伺えました。 障害者・高齢者にとっては特に厳しい冬が控えています。 このニーズは、今後包括センターを通じて対応される予定です。 次回は11/5(土)です。(東京 西谷) 支援のあしあと。 今まで一度もボランティア活動に参加したことがありませんでしたが、 今回初めて参加させていただきました。 被災地の状況はテレビの報道で何度も見てはいましたが、 実際に見てみると唖然とし言葉が出ませんでした。 また、被災された方から当時の状況を教えていただけましたが、 だれもが予想しなかった規模の津波だったことがわかりました。 津波により甚大な受けた被災地では現在では少しずつ前へ動き出しており、 今の私に出来ることは現地の状況、当時の状況を持ち帰り伝えていくことだと 感じました。 今後、遠い地からではありますが、復興を応援していきたいと思います。       (岡山県 山本知幸) JDFの活動では石巻市と女川で被災地を見てきました。 震災から半年以上経ちましたが、その風景はまだまだ被害の凄まじさを感じさせ、 生々しく物語るものがありました。 突然に明日がくるはずの命が失われたこと、残った人にも底の見えない深い悲しみが 残ったことを考えると、とても言葉では表せません。 多くの仲間が望み、繋いでいることで復興が1日でも早く果たされることを 心から願います。(岡山県 西崎哲哉)