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普及活動

平成20年度

日本特殊教育学会第46回大会「2008山陰大会」
講演の様子

日時:2008年9月19日(金)〜21日(日)
場所:
講演会会場:米子コンベンションセンター「BigSHip」多目的ホール
展示場所:米子市文化ホール和室

展示閲覧者:約150名
一般公開講演会参加者:約50名

<講演>
講演では、ディスレクシア当事者の岐阜県立関支援学校の神山忠氏に、一般には知られていないディスレクシアなど読みの障害を持つ児童・生徒への理解を深めるため、ご自身の体験談や工夫について語っていただいた。その中で、読みの障害を持つ児童・生徒へのひとつの支援としてマルチメディアDAISYの紹介があった。
引き続いて、情報センター長野村美佐子より、DAISYを活用して様々な障害のある方の支援が可能であること、またDAISYの有効性、DAISYが国際的なスタンダードであること、DAISY版教科書製作とその課題および今後の展望について説明した。
そして、DAISYコンソーシアム会長の河村宏氏は、著作権や今年6月施行された「障害のある児童及び生徒のための教科用特定図書等の普及の促進等に関する法律」にふれ、今後平等な情報アクセスや教育を受ける権利の推進にDAISYが益々大きく寄与していくことを示唆した。


展示の様子 <展示会>
マルチメディアDAISY図書コーナーでは、今年度製作を始めたマルチメディアDAISY教科書と新たに製作した『走れメロス』を中心に展示し、パンフレット『DAISYって何だろう?』、『「読める」って、たのしい。』、マルチメディアDAISY図書サンプル『走れメロス』、『かぜ ふぅふぅ/The Wind Blows』、『ごんぎつね(アンケート付)』を配布。
一般公開講演には約50名が、マルチメディアDAISY図書展示コーナーには3日間で約150名が訪れた。
多くの方が特別支援学校の教員で、日々障害のある児童・生徒と向き合っており、ご自身の授業や受け持っている児童・生徒のために活用できるかどうかという視点で展示を見て、意見を下さった。そして何人かの教員から、もっとたくさんのDAISY図書を製作してほしいとの強い要望もでた。

関連情報: 日本特殊教育学会第46回大会「2008山陰大会」