トレーニングマニュアル

Sigtuna DAR 3 JP Tranning Manual Ver.3.0.20w
財団法人 日本障害者リハビリテーション協会


詳細目次

このマニュアルの使い方

1  マルチメディア版DAISY図書の制作手順
  1−1 トーキングブックの種類
  1−2 テキストから始めるか、音声から始めるか
  1−2−1 読み手の熟練度が軽減される
  1−2−2 正確な音声化が可能
  1−2−3 1ステップ省略でき、編集者の負担も軽減
  1−3 イメージ画像から制作する
  1−4 必要なシナリオ

2  知っておきたい分野
  2−1 音 訳(2次資料としての図書作り)
  2−1−1 視覚障害者用録音図書を作る
  2−1−2 配慮すること
  2−2 音声の知識
  2−2−1 音質の補正
  2−2−2 シンクロの単位としてのフレーズ
  2−3 XHTML(eXtensible HyperText Markup Language)
  2−3−1 図書の階層構造とHタグ
  2−3−2 リンク
  2−3−3 クラス属性とid(アイディー)
  2−4 イメージ画像の加工
  2−4−1 XHTMLファイルに貼りつける
  2−4−2 音声イベントにシンクロさせる

3  Sigtuna DAR 3 JP日本語版の概略
  3−1 メイン画面
  3−1−1 録音設定
  3−1−2 キャリブレーション
  3−1−3 クリーンアップ
  3−2 編集画面
  3−2−1 画面構成とファイル
  3−2−2 アプリケーション設定
  3−2−3 クリップ表示とオーディオイベントの分割・結合
  3−2−4 イベントの移動、切り取り・貼り付け、削除
  3−3 QAプレーヤー
  3−4 ATAU(音声テキスト追加ユーティリティ)
  3−4−1 ATAUの画面
  3−4−2 3種類のテキストモード

4  学習のポイント
  ToCのみの図書を制作したい ▲
  ToCのみの図書にテキストシンクロさせたい ◎
  XHTMLファイルを用意して、マイクで録音したい ■
  XHTMLファイルを用意して、録音済みのデータをインポートしてプロジェクトを完成させたい ★

5  ToCのみの図書を作る
  5−1 一つのToCにまとまった量を録音する ▲
  5−2 新しいNCCアイテムの追加をして録音する ▲

6  シンクロされた図書を作る
  6−1 ToCリストを用意する ▲
  6−2 フルテキストのXHTMLファイルを用意し、プロジェクトを開く ★■
  6−2−1 新規作成、タイトルの記入 ★■
  6−2−2 New Folderを作りファイル名の変更 ★■
  6−2−3 XHTMLファイルの追加 ★■
  6−2−4 MDFファイルの指定・編集・保存 ★■
  6−2−5 プロジェクトが開いたら ★■

7  録音設定、録音・テープ転送・音声ファイルのインポート
  7−1 マイクでパソコンに直接録音する ■
  7−1−1 録音設定 ■
  7−1−2 ボリューム設定 ■
  7−1−3 キャリブレーション ■
  7−1−4 録音を続ける ■
  7−2 音声ファイルをインポートする ★
  7−2−1 録音設定 ★
  7−2−2 ボリューム設定 ★
  7−2−3 キャリブレーション ★
  7−2−4 音声ファイルのインポートを続ける ★
  7−3 テープ転送で音を録音する ▲
  7−3−1 録音設定 ▲
  7−3−2 ボリューム設定 ▲
  7−3−3 キャリブレーション ▲
  7−3−4 テープ転送ですべての音声を取り込む ▲

8  編集画面
  8−1 音声イベントの編集 ★■▲◎
  8−1−1 イベントリストでのイベント移動 ★■▲◎
  8−1−2 イベントの削除 ★■▲◎
  8−1−3 音声イベントの結合 ★■▲◎
  8−1−4 音声イベントの分割 ★■▲◎
  8−2 NCCエディター(NCCアイテムの移動) ▲
  8−3 ページの追加編集 ▲
  8−4 テキストイベントとのシンクロ ★■
  8−5 音声イベントとイメージ画像のシンクロ ★■

9  ATAUを使ってテキストをシンクロさせる
  9−1 マニュアル入力 ◎
  9−2 マニュアルHTML ◎
  9−3 オートHTML

10 書誌情報の記入
  10−1 dc:の要素
  10−2 ncc:の要素

11 プロジェクトの整理
  11−1 現在のNCCアイテムの整理 ★■▲◎
  11−2 プロジェクト全体の整理 ★■▲◎
  11−3 不要な音声ファイルの削除 ★■▲◎

12 データを圧縮する
  12−1 保存先 ★■▲◎
  12−2 設定 ★■▲◎
  12−3 ビルドの開始 ★■▲◎

演習 テキストファイルからXHTMLファイルを作成し、マルチメディア版プロジェクトを完成させる
  spanとpタグ
  XHTMLファイルにイメージを貼りつける
  スタイルシート
  プロジェクトの新規作成
  音声のインポート
  編集とイメージのシンクロ
  書誌情報の入力
  プロジェクトの整理と圧縮
  CD-Rに書き込む

付 録
   付−1 プロジェクトのファイル構成
   付−2 DAISY Spec. 2.02について
   付−3 CD-Rへの書き込み、discinfo.htmlの編集
   付−4 Sigtuna DAR 3 JP日本語版用語解説
        アルファベット配列
        かな五十音


このマニュアルの使い方

 このトレーニングマニュアルは、XHTMLファイルの形で提供されています。1章から3章までは、必ずお読みください。巻末に「付−5 Sigtuna DAR 3 JP用語解説」がありますから、不明な用語が出てきた場合は参照してください。
 パソコン操作のできる人を前提に、市販マルチメディアオーサリングツールである「Sigtuna DAR 3 JP」(以下、Sigtuna3と略して表記します)を使いこなしていただくよう工夫いたしました。「ヘルプ」を参照しなくても操作していただけるよう図版を多く使っています。教材データを活用して解説順に操作(見出しの後ろに★■▲◎印をつけています)いただければ、操作法をマスターできるようにいたしました。(「4 学習のポイント」参照)
 それぞれの操作段階で、注意していただくことは「注意!!」として別レイアウトで書いています。失敗しないよう「注意!!」に目をとおしてください。
 また、知っておくと便利なことなどは「HINT 番号」として表記してあります。
 なお、ウィンドウズの操作については、このトレーニングマニュアルでは解説をしておりません。