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プレクスターニュース

2001年8月30日

プレクスターは視聴覚障害者のために録音図書提供ネットワークの研究を始めたことを発表できることを嬉しく思う。この研究は録音図書をブロードバンドで提供することに焦点があてられ、また部分的に日本政府の資金援助を受けて行っている。

このシステムは情報回収データベース、DTBコンテンツサーバー、メールサーバーによって構成されていおり、ネットワーク基盤はCATVまたは1.5MB以上の高速ADSLとなっている。エンドユーザーは読みたい本をインターネットブラウザを使い、ネットプレックストークのプレクスタープレイバックソフトを操作して読むことができる。

ネットプレックストークの開発要件を調べてみると、2002年3月末までに研究の完成を目指すために、ソフト開発のためのエンジニアが何人か必要だということが明確になった。その結果、当初予定されていた2002年四半期の製作とリリースのスケジュールは遅れている。

ポータブルレコーダーのハードの開発は完成しているが、ソフトの開発は当初の予定より遅れる見通しであるという。そのため、プレックストークポータブルレコーダーのプレ・リリースとフィールド実験のスケジュールは以下のようになるという。

第1段階:プレクスターはあらかじめ選んでいる団体とポータブルレコーダーの限定フィールドテストを行う。この段階での調査はプレイバックの互換性と他の機能が正しく動くかどうか確認するためで、2001年11月から2002年2月にかけて行われる。 第2段階: プレクスターは少なくとも20ユニットの広範囲のフィールドテストを2002年3月から5月にかけて行う。これは他の団体や図書館がこのテストに参加できるようにするために先駆けて行われるフィールドテストプログラムである。結果として、リリースされるときには、より完成度が高くなると期待されている。

プレックストークポータブルレコーダーは2002年7月に市場で販売される予定であり、開発スケジュールのこれ以上の遅れはない見通しである。