ビジュエイド社 視覚障害者のための大規模投資プロジェクト発表
ビジュエイド社プレスリリース
株式会社ビジュエイド(VisuAide Inc.)は本日、視覚障害者のための革新的デジタル機器開発研究に向け、研究費13,100,000カナダ ドルのプロジェクトを発表いたしました。今回当社の取り組むプロジェクトはテクノロジーズ・パートナーシップ・カナダ(Technologies Partnerships Canada)より3,900,000カナダドル、ケベック経済開発局(Canada Economic Development)より800,000カナダ ドルの協力を受け、全盲、視覚障害者が安価に利用できるテクノロジーの導入を推し進めます。ビジュエイドは全盲、視覚障害者の自立と社会への統合を支援するためのデジタル録音図書再生機器やＧＰＳを利用した音声位置情報システムの開発において世界のリーディングカンパニーです。
カナダでは100万人以上の方が視覚障害、あるいは学習の障害があると認定されています。彼らは社会生活すべての場において、学校、新しい職場への適応など退職するまでさまざまな困難に遭遇します。ディスレクシアといった学習の障害を持った児童も電子録音図書再生技術分野の開発により恩恵を受けることでしょう。ビジュエイドはマルチメディアe-book、ＧＰＳを利用した音声位置情報システムなどの新製品を複数の分野において開発いたします。プロジェクトの成功は視覚障害者と学習障害者の生活面において生産性を向上させ、彼等の自立と社会への統合を促します。
「これらの研究でビジュエイド社はいくつかの新技術を開発し、視覚障害者がさらに積極的に我々の社会へ自立し参加することを促すだろう」とビジュエイド社社長 ジレス・ペピンは述べています。「テクノロジーズ・パートナーシップ・カナダおよびケベック経済開発局の支援を受け我々は安価で高品質で画期的な製品の開発ピッチを上げることが出来る。」とも述べています。
ビジュエイドは15年前、世界に向けた製品の開発と商品化のために設立されました。当社は今ではカナダに80名の社員体制をとり、世界の中で最も重要な研究開発拠点の一つとなっております。カナダにおいて、視覚障害者向けコンピュータ利用支援機器の最大の提供者であります。ヨーロッパ、アメリカ、アジアにおいては、視覚障害、学習障害者の生活向上のために活動をしている施設、学校、医療機関、盲人関連団体そして、個人の方との広範な流通ネットワークの構築につとめてまいりました。盲人やディスレクシアの図書館の録音図書はカセットテープからCD形式におきかわりつつあり、当社のデジタル録音再生機器ビクターリーダー(Victor Reader)は再生器市場の大部分を占めております。視覚障害者向けに持ち運びの出来るＧＰＳを利用した音声位置情報システムとデジタル地図を組み合わせた道案内のための商品トレッカー(Trekker)をビジュエイドは２００３年他社に先駆け初めて導入いたしました。