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みやぎ支援センターニュース「ゆい」No.22

日本障害フォーラム(JDF)東日本大震災被災障害者総合対策本部 みやぎ支援センター・みやぎ北部支援センター

2011年6月22日
仙台市太白区・萩の郷第二福寿苑内
電話:080-4373-6077 FAX:022-244-6965
メール:jdf.miyagi@gmail.com
登米市東和町・若葉園内
電話:090-8349-9403 FAX:0220-45-2223
メール:jdf.miyagi.hokubu@gmail.com
ホームページhttp://www.dinf.ne.jp/doc/JDF/index.html

 震災から3ヶ月が過ぎ、被災されたみなさんのニーズも変化しつつあります。(避難所から仮設住宅入居のための相談・引越し支援、施設・作業所が再開したけれど仕事がない等)。JDFみやぎ支援センター・北部支援センターの活動で把握した要望を、確実につないでいくことの重要さを痛感しています。地域のニーズを行政や関係機関・事業所へつなげることを大切な活動として力を注いでいきます。

☆『NPO法人だれもがともに小平ネットワーク』様
☆『社会福祉法人星座会』様から
『社会福祉法人洗心会 のぞみ福祉作業所』へ 車両2台提供☆

写真1:南三陸町のベイサイドアリーナでの車両の引き渡しの様子
写真1

 NPO法人だれもがともに小平ネットワーク様と社会福祉法人星座会様からそれぞれ車両1台の提供をしていただきました。 6月20日、南三陸町のベイサイドアリーナにおいて、社会福祉法人洗心会のぞみ福祉作業所の常務理事馬場様・畠山所長様、車両の引き渡しを行いました。
 JDFは、のぞみ福祉作業所からの「利用者さんの外出時に車両が欲しい」という願いに応え車両提供の橋渡しをさせていただくことができました。
 のぞみ福祉作業所は、津波により、公用車も職員の車両も流されてしまい、利用者支援に大きな支障をきたされており、早急な対応が必要でした。
 今回の無償提供(貸与)により、社会福祉法人洗心会のみなさまに喜んでいただくことができました。 東京の「ともにネット」と「星座会」のみなさんの思いと「のぞみ福祉作業所」のみなさん通常の生活に近づくための願いがつながることができたことで、今後も、私たち一人ひとりのできる力をつないでいくことの大切さを実感させていただきました。

写真2:外出時の車両
写真2

☆小平市社会福祉協議会様から
車いす3台をいただきました☆

 被災地の障害のある人への支援物資としてご提供いただきました。
津波などにより車いすを流失・破損された方のニーズに応えていけるようにさせていただきます。ありがとうございました。

●JDFの訪問で1386人の障害のある方と対話●

訪問累計(6月17日現在)

市町村名 宮城県人口 身障手帳所持者 療育手帳所持者 精神保健福祉手帳所持者 被災地域の障害者数合計 支援センターの対話人数
宮城県全域の障害者数合計 沿岸部自治体の障害者数 4月16日時点 6月17日現在
合計 2,346,290 79,262 14,925 9,705 103,892 53,511 116 1,386

 

事務局は、今

○6月18日・・・NPO法人誰もがともに小平ネットワーク様 来訪
車両2台と車いすをJDFみやぎ北部支援センターへ運んでいただきました。
○6月18~19日 センター支援員が第12クールから第13クールへ引き継ぎを行いました。
○6月21日・・・全国脊椎損傷者連合会山形県支部より、中島様他2名が来訪
みやぎ支援センターの活動でお借りさせていただく車両を届けていただきました。

●支援活動に参加した支援員から●

 6月18日から26日まで、石巻市と女川町を担当させてもらいます。被災地を見て回りました。町が流されていました。胸が苦しくなりました。今日は石巻市内に住む方々へ、支援物資の配達と被災された方への聞き取りをさせてもらいました。仮設住宅で生活されているその方には、義援金が届く見通しが立っていないそうです。「物資がもらえるならありがたいけど、良いのでしょうか。」と話していました。力になりたいと思う一方で、聞き取りの難しさと限界も感じました。震災後100日が経過していています。現地のスタッフは不足しています。ボランティアの数は、阪神大震災の頃に比べても、3分の1とも言われています。私たちの役割は、被災された方々や関係団体のもとに訪問し、ニーズを聞き取り支援本部につなぐことです。聞き取りの漏れがないよう努める一方で、被災者のプライバシーも大切にしなければなりません。一週間の滞在期間ですが、少しでもお手伝いが出来たらと思います。(石部 亮二・東京から)

 震災が起きてから101日目に入ったところで、私は支援に合流させて頂きました。3月11日テレビで見ていた信じたくない光景を目の当たりにし、その現実に悲しくなしました。けれども、被災事業所を訪問させていただくと笑顔で温かく迎えてくださる方々がいました。今でも辛い気持ちはあると思うのですが、「こうして命があるだけで・・・」と話し、活動を再開しておられる姿を見て、逆に元気づけられ、また、少しずつ復興に向かっていると感じることが出来ました。
一人ひとりでは、どうする事も出来ない大きな困難も、こうして支援を続け、それぞれが力を合わせていくことで、前進する力になっているのだと実感もいたしました。私自身は短い期間で具体的には何ができるというのは難しいですが、長い支援の中でいつか実を結ぶことを願いながら、取り組ませていただいています。そして、この貴重な支援の体験、ここで出会った人とのつながりを大切にしていきたいと思います。最後に1日も早い復興を心からお祈りします。(永野 裕子・東京から)

◆JDF東日本(東北関東)大震災被災障害者総合支援本部活動支援金へのご協力のお願い◆

○申込方法
払込にあたっては、所定の活動支援金申込書をご利用のうえ、総合支援本部事務局までお送りください。
*活動支援金申込書はこちらからダウンロードできます。
http://www.dinf.ne.jp/doc/jJDF_shienkin.html

○払込方法
下記銀行口座または郵便振替口座に払込をお願いします。
(1)銀行振込 ゆうちょ銀行 ○一九(ゼロイチキュウ)店 当座 0750236
口座名:日本障害フォーラム災害支援金
(2)郵便振替口座:00120-2-750236
口座名:日本障害フォーラム災害支援金