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視覚障害者および印刷字を読めない障害がある人々のための図書館を政治課題とするには!

Claudia Lux(クラウディア・ラックス)
IFLA会長

要約

本パワーポイントプレゼンテーションの表題は、「視覚障害者およびその他の印刷字を読めない障害がある人々のための図書館を政治課題に!」である。前半部分では、IFLA(国際図書館連盟)の3つの柱、すなわち、会員、専門性、社会について説明する。会員については、その特典と会費、専門性については、IFLAの組織構造や各分科会およびディスカッショングループの活動、コア活動とIFLA会議によって、専門活動が支えられていること、そして社会に関しては、IFLAが図書館を情報社会に位置づけるために行っている主な活動と、連携先との共同の支援活動を取り上げる。後半部分では、視覚障害者およびその他の印刷字を読めない障害がある人々のための図書館を、どのように政治組織の課題とするかについて、その重要な要素を論じる。

プロフィール

IFLA(国際図書館連盟)会長
1997年より、ベルリン中央・地域図書館総合館長
ベルリン フンボルト大学図書館情報科学研究所名誉教授
ソフィア国立図書館研究情報技術大学(SVUBIT)名誉教授

現在さまざまな理事会において責任ある地位に就いている。例:CLIR(ワシントン図書館情報資源振興財団)、ドイツ国立図書館など。

職歴:

1979年-1983年 ベルリン マーケットリサーチ 
1986年-1991年 ベルリン国立図書館東アジア部科学専門司書 
1991年-1997年 ベルリン市政府図書館(Senatsbibliothek Berlin)館長 

大学院での研究課題:
ベルリン大学、ボーフム大学、ローレンス大学(アメリカ合衆国)、北京大学(中国)において社会学および中国学を研究
1973年 社会学修士号取得
1986年 中国学博士号取得(哲学博士)
1986年 科学専門司書資格取得

中国の図書館制度に関する図書と論文を出版
ドイツの図書館、図書館の将来、課題としての図書館を教授

職務経験

図書館の経営および資金調達
経営戦略、人事開発、図書館のオートメーション化に必要な継続研修の実施、再目録化、マルチメディア化、デジタル化、大小の図書館、アーカイブ、博物館および図書館によるバーチャルライブラリー設立のための協力活動、「図書館を政治課題に」を提唱