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平成20年度 DAISYを中心としたディスレクシアキャンペーン事業
~DAISY教科書提供体制の確立を目指して~

開会挨拶

挨拶を行う片石修三氏の写真

片石 修三(財団法人日本障害者リハビリテーション協会 常務理事)

皆さまには、今日はお休みの日でございますけども、熱心に参加いただきましてありがとうございます。今日の趣旨等は、概ねプログラムに記載されておりますけれども、私どもは、この2年間、独立行政法人福祉医療機構の助成をいただきまして、ディスレクシア、読み書き障害の方々に対しますDAISYの普及を行なってまいりました。特に、教科書のDAISY化を中心にキャンペーン事業をやっていきたいということで支援をいただきました。多くの方々にご協力いただいて実施してまいりましたが、一応2年間の節目といたしまして、今日その報告会ということになっておりますが、ご協力いただいた皆さま方に発表していただき、さらに今後の課題やこれから特に何をしていったらいいのかということについて意見交換をしたいということで、本日のプログラムを計画させていただきました。発表等で壇上に上がっていただく皆さまには、感謝を申し上げます。

ディスレクシアの方々の教科書のDAISY化につきましては、まだまだ多くの課題がございます。まず第1には、ご本人またはその関係者の方々に、より多くDAISYの有効性を知ってもらうということがございます。それからまた、教科書をつくる場合等でも、このDAISY化にあたっての協力者やその体制をどう確保していくかということも大きな課題でございます。

今日のこの報告会をもって、もう終わりということではもちろんございません。私ども日本障害者リハビリテーション協会は、これからも読み書き障害の方々に対しますDAISYをどう普及していったらいいかということにつきましては、引き続き取り組んでまいりたいと考えております。関係者の皆さまには、引き続きのご協力、ご支援をお願いしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。