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Panel Discussion

【パネルディスカッション】

「DAISYを活用した学習支援」
(IFLA/LPD常任委員会委員によるパネルディスカッション)

モデレータ:河村 宏(国際DAISYコンソーシアム会長)

パネリスト:

  • 野村美佐子((財)日本障害者リハビリテーション協会-日本)
  • ジョン・ハーディスティ(イギリス王立盲人援護協会-英国) (欠席)
  • ビッテ・クロンクヴィスト(スウェーデン国立録音点字図書館-スウェーデン)
  • クーン・クリッカー(デディコン-オランダ)
  • カーリ・クマネヤ(ノルウェー視覚障害者図書館-ノルウェー)
河村(モデレータ)●
それでは次のパネルディスカッションの進め方をまずご説明します。今日午前中の基調講演の中でスー・スウェンソンさんがおっしゃっていましたように、教育の目的とは何だろうということをおっしゃっていました。それは人を自由にする、自由を手に入れるためだというふうにおっしゃっていました。このパネルディスカッションでは、教育。教育は最終的には自分の夢を持って「これをしたい」ということを実現するプロセスでもありますし、またそれを仕事として、あるいは役割を持って社会の中で生きる、そのためのプロセスでもあるわけです。したがいましてまず私どもは教育に絞って、各国での、どういうふうに教育に貢献をするアプローチをしているのか、特に読むことに障害を持っている人たちの読む権利を保障する、それを教育の中でどう実現しているのかということについてそれぞれの国から発表をしてもらって、その後ディスカッションに入りたいと考えています。
本日はプログラムの中の順番に沿って、それぞれ最初に10分から15分の間でプレゼンテーションをしていただきます。残念ながら2番目の発表者のイギリスのジョンさんは、急に体調が悪くなったということで今回は来ておりません。従いましてジョンさんを除いて、このプログラムにある順で、順次パネリストに登壇してもらってプレゼンテーションを行います。最初の10分から15分のプレゼンテーションが終わりましたら、みんなこの壇上に来てもらいまして、まずパネリスト同士で意見交換を最初して、その後会場全体で討論に入りたいと考えております。以上が手順です。