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国際セミナー
「防災のユニバーサルデザインとDAISYの役割」

プロフィール

河村 宏 (かわむら ひろし)

DAISYコンソーシアム理事・前会長

国立障害者リハビリテーションセンター研究所客員研究員。NPO法人 支援技術開発機構副理事長。1970年から1997年まで東京大学総合図書館に勤務。日本障害者リハビリテーション協会情報センター長および国立障害者リハビリテーションセンター研究所障害福祉研究部長を経て現在にいたる。

すべての人が共有する知識と情報のデザインおよび情報アクセス権と著作権の調和を目指す。また、国内外の障害者・高齢者の災害に対する事前の備えに力を注いでいる。

IFLA/LBS常任委員、WAI/W3C委員、JICA障害分野支援委員。


マーカス・ギリング

DAISYコンソーシアム・IDPF技術主任

1998年にスウェーデン国立録音点字図書館(TPB)に就職する以前は、5年間精神医学研究に携わる。2000年以降、DAISYコンソーシアムの活動に取り組み、現在では最高技術責任者(CTO)を務めている。2001年、現在世界各地で事実上DAISY録音図書配布のための標準規格となっているDAISY2.02仕様の編集を行い、また、DAISYおよびウェブアクセシビリティ関連の研修・支援活動に多くの時間を費やしてきた。2006年、TPBのシステムエンジニアリング部長に就任。

2007年12月には、TPB在職時代に指揮したDAISY関連のオープンソースソフトウェア開発プロジェクトの功績を認められ、TPBはアンドリュー・メロン財団のメロン賞(技術協力部門)を受賞。

2001年より、ANSI/NISO Z39.86(DAISY/NISO)維持委員会で投票権のある委員を務めており、2007年9月には同委員会の技術主任に任命された。

オープン・スタンダード及びDAISY DTBook、DAISY Pipelineを含む標準規格をサポートするソフトウェア・ツールの開発リーダーシップ及び革新に成果を発揮してきた。近年では、EPUB3のワーキンググループ議長を務めた。


モンティエン・ブンタン

タイ上院議員・タイ視覚障害者協会会長

生まれつき全盲。アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリスのミネソタ大学で、音楽理論と作曲の修士号を取得。1993年から2002年までは、タイのマヒドール大学ラチェスダカレッジの副校長を務める。

ブンタン氏は、タイ視覚障害者協会の会長で、世界盲人連合の執行委員でもある。2008年2月、タイの上院議員に当選。

2007年と2009年にタイのプーケットにおいて災害に関する国際会議を河村氏と共に開催。

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prompt/ws090511/program.html


宇田川 真之(うだがわ さねゆき)

人と防災未来センター 主任研究員

1995(平成7)年3月東京大学理学部地球惑星物理学科卒業

1997(平成9)年3月東京大学大学院理学系研究科地球惑星物理学専攻修士課程修了

2000(平成12)年3月東京大学大学院理学系研究科地球惑星物理学専攻博士課程修了、博士(理学)

2000(平成12)年4月~12月東京大学総合研究博物館協力研究員

2001(平成13)年1月~3月東京大学地震研究所COE研究員

2001(平成13)年4月~12月文部科学省統計数理研究所COE研究員

2002(平成14)年1月~2008(平成20)年3月株式会社建設技術研究所勤務

2008(平成20)年4月より現職