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2009年P3(People:人々 Publishers:出版社 Public Libraries:公共図書館)会議決議

フランダース(ベルギー)・オランダ

IFLA印刷物を読めない障害がある人々のための図書館サービス分科会(LPD:旧視覚障害者図書館分科会)

我々は、IFLAサテライト会議の参加者として、2009年8月18日から20日まで、メッヘレン(Mechelen)およびマーストリヒト(Maastricht)に会し、

印刷物を読むことに障害がある人々は、他のすべての人と同じ時に、同じ費用で、同じ品質の図書、知識および情報に、平等にアクセスする権利を持つことを述べた、国連障害者権利条約をよりどころとし、

全盲、弱視およびその他の読字障害者のアクセス改善のためのWIPO(世界知的所有権機関)条約案を認識し、

障害者が情報および知識にアクセスする平等な権利を強調した国際的な読字推進キャンペーンのような世界的イニシアティブに鑑み、

各国の図書館協会、IFLA分科会会員、各国および各地域の提携機関を含め、IFLAに対し、以下を要求する。

  • 各国政府による国連障害者権利条約の批准の促進に取り組み、その実施およびモニタリングの強化のための行動を起こすこと
  • 国連条約の実施およびモニタリングにおいて、障害者に対する図書館情報サービスの開発を強調し、これを盛り込むことに、国際的な提携機関とともに取り組むこと
  • WIPO条約案などの国際条約に鑑み、印刷物を読むことに障害がある利用者のための国際図書館プロジェクトの構想にあるような、国境を越えた蔵書の共有と貸出を提唱するこ
  • 国内外でインクルーシブな読字推進・図書館キャンペーンに取り組むこと

原文はこちらに掲載されている。

P3 IFLA 2009
http://oud.debibliotheken.nl/content.jsp?objectid=21907