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IFLAについて

www.ifla.org

IFLA(国際図書館連盟)は、図書館情報サービスとその利用者の利益を代表する第一線の国際機関であり、世界の図書館情報専門家の意見を発信する。

IFLAは、全世界の情報専門家に対し、図書館活動と情報サービスのあらゆる分野における意見交換と国際的な協力、研究及び開発推進の場を提供する。それは、世界各地の図書館、情報センター及び情報専門家が、その目標を策定し、集団としての影響力を行使し、自らの利益を保護し、世界的な問題への解決策を見出すための一手段である。

IFLAの目標、目的及び専門プログラムは、会員と会友の協力と積極的な参加があってこそ実現することができる。現在、広く多様な文化的背景を持つ、約1,500の協会会員(2014年5月現在)、機関会員及び個人会員が、世界規模で連盟の目標を推進し、図書館員の地位を高めようと協力して取り組んでいる。また、IFLAはその正会員を通じて、直接的または間接的に、世界各地の約50万の図書館と情報専門家を代表している。

IFLAはその目標を、幅広いテーマを扱った専門誌、ガイドライン、報告書及び研究論文の出版など、さまざまな手段を通じて追求する。また、専門的な実践を強化し、デジタル時代における図書館の重要性の高まりに対する認識を深めるため、世界各地でワークショップとセミナーを開催する。これらはすべて、他の非政府機関、資金団体及びUNESCOやWIPOなどの国際機関多数と共同で実施される。連盟のウェブサイトであるIFLANET(www.ifla.org)は、IFLAに関して、その方針と活動などを紹介する第一の情報源である。

図書館と情報専門家らは、毎年8月に世界各地の都市で開催される、IFLA世界図書館情報会議に参加する。

IFLAは1927年にスコットランドのエジンバラで開催された国立図書館長らによる国際会議の場で創設され、1971年にオランダで登記された。ハーグのオランダ王立図書館の厚意により、同図書館の施設がIFLA本部として提供され、現在に至る。地域事務所は、ブラジルのリオデジャネイロ、南アフリカのプレトリア及びシンガポールに置かれている。


(掲載者注)
このテキストは、IFLA Publications Series (http://www.ifla.org/en/publications/ifla-publications-series)の見返し部分に記載されている「About IFLA」の抄訳である。何号からこのテキストが掲載されているかは確認していないが、2012年に出版された号で、このテキストを確認している。