音声ブラウザご使用の方向け: ナビメニューを飛ばして本文へ ナビメニューへ

  

欧州規格EN 301 549 序論

本文書は、欧州標準化委員会(CEN)、欧州電気標準化委員会(CENELEC)および欧州通信規格協会(ETSI)に対する欧州委員会の要請M376 [i.3]の第2段階に応えて作成された。

この提案の第一の目的は、アクセシビリティ分野における世界的なイニシアティブに留意し、第1段階で明らかにされたすべてのICT製品およびサービスに適用可能で、公共調達において利用可能な、実践的かつ定量化可能で機能的な詳細にわたるアクセシビリティ要件を、単一の情報源として設定した欧州規格(EN)(本文書)を策定することであった。

本文書は、適合性評価のための利用を目的としていることから、ISO/IEC17007:2009 [i.13]の原則に従っている。同ガイドで義務付けられているように、本文書は、主観的要素にとらわれない方法で、機能的なアクセシビリティ要件を明確に定め、明白で反復かつ再現可能な結果を生むことを意図した、客観的、簡潔かつ正確な検証方法を明らかにしている。

本文書は、2件の技術報告書によって支持されている。第一の報告書(TR 101 550 [i.7])には、本文書に設定されているアクセシビリティのコンプライアンス要件の作成に使用された規格と技術仕様のリストが掲載されている。また、本文書で義務付けられている検証手続の実施に必要なその他の文書に関する情報も掲載されている。

第二の技術報告書(TR 101 551 [i.8])では、調達者に対し、対象となる製品およびサービスについて、利用者のニーズがある各分野に適した審査基準に関する指針が示されている。


原文:
EN 301 549 V1.1.1 (2014-02)
Accessibility requirements suitable for public procurement of ICT products and services in Europe
"Introduction"
http://www.etsi.org/deliver/etsi_en/301500_301599/301549/01.01.01_60/en_301549v010101p.pdf

ICT製品およびサービスの公共調達に適したアクセシビリティ要件に関する新欧州規格(プレスリリース 2014年2月19日)