「マリタイムス」No.153 2013年5月5日発行

　今はもう新緑の季節ですが、今回はそれこそタブレットで書いた絵で、桜の絵を載せます。
　前に4月号のマリタイムスでタブレットの事を書いたので、うぐいすの絵をタブレットで描いたのですかと、思った人がいました。どうも失礼しました。
　今回の絵はパソボラさんに教えてもらってタブレットで描きました。
　ペンで桜の花びらを描くのが大変でした。途中でやめそうになってしまいました。パソボラさんに手伝ってもらいました。もう一回花びらを多めに描いたので、とてもいいのができました。
　4月生まれの人にお祝いで作ったカードの絵を入れて差し上げました。

「一斉に各地で新年度がスタート」

　まさにこの４月は新年度の始まる時期で、会社、学校、作業所など気をひきしめて始まりました。
　今年は本当に久しぶりに新しい人が二人入所されて、なんとなく新鮮な気分で気持ちよく仕事をしています。実際にその人はまだ一回も作業所に来ていないのでちょっと顔合わせをしていませんが、早く一緒に仕事をしたいです。

「新しい歌舞伎座がリニューアルして、こけらおとしの公演始まる」

　約２年半にかけて新築工事をしていた歌舞伎座が新しく生まれ変わって、また前と同じ場所に戻って新開場しました。座席も少しスペースが広く座りやすくなっています。椅子の前に字幕付きの映像も付くようになって、聴覚障害の人やお年寄り達にも安心して見られるようになっています。いよいよこの４月３日から「こけら落とし」の公演も始まりました。初日は荒れ模様の天気でしたが、４日に母は着物を着て、あの雨の中タクシーを呼んで行きました。このところけっこう遊びに夢中になっていてもうどうする事もできません。さすがに私も、「またー歌舞伎―もー」と参っているところです。ほとんど着物を着ては遊び歩いています。さすがの私も半分あきれています。

「後見的支援制度の登録をして来ました。」

　３月から鶴見区でも横浜市後見的支援制度の登録が始まって、そこで今回は私も母と一緒に、４月17日（水）に、鶴見区の総持寺の近くの、「りんくるつるみ」と言う事務所に行って来ました。
　始めに後見的支援制度の説明を聞いて、私の見守りを誰にしてもらえるのかを聞いてきました。いろいろ話を聞いてから、名前や住所など書いて登録して来ました。次は家庭訪問をしてもらうように、予定を入れて５月の１６日として決めて来ました。そこの職員の人達がけっこう、私がしゃべっているのに聞いてもらって、私のペースに合わせてもくれました。いろんな難しい説明で、少し頭を使ったかなっと思いました。

「世界情勢関連ニュースもめまぐるしい」

　どうもまだまだ世界のニュースも気分が重くなるような感じになりますが、本当にいろんな事が起きていて、おさまりようがありません。
　ボストンマラソンで、危険物が爆発して沢山の人達がケガをされている人もいました。亡くなる人もいました。
　隣の国の中国では鳥インフルエンザが起きて何人かの人達は感染して、症状もちょっと気になるところもあります。その発生が台湾まで来ています。もし日本にでも来たら大変になってしまうなと心配になります。
　北朝鮮ではまた核実験を強行しようとしているし、中国の四川省や各地で地震が起きて荒れ模様となっています。何一つ良いことがありません。内戦も早く即やめるべきです。いつまで戦争をしているのか、私はそれだけはあってはならないことで、日本の平和憲法九条を守って欲しいです。

「お金の計算が苦手や、どうしたもんか」

　このところ私が買った物をすぐにおこづかい帳につけていますが、最初は自分の残っているお金と、小遣い帳の計算が合わせるのにとても大変でしたが、母に一緒に見てもらって計算をするようにしています。
　お金の書く位どりもわかっていなかったので、母に教えてもらって、自分で小遣い帳に付けるようにしています。一回ごとにお金を使う時にすぐ付けないとわからなくなってしまうので、そこが合わせるのに今苦労しています。私がお金を使うのは、切手代、本を買ったりとか、外出した時の食事代とかを出しています。

「5年ぶりのらいずで、ショートスティを再び」

　このところ体調もいいので、毎月一回は「希望」や「虹」でショートスティをしています。もう今から5年も前に「らいず」と言う施設で、一回ショートスティをやりましたが、それ以来とても本当にひさしぶりに、4月の２２～２３日まで、ショートスティをして来ました。
　前とは泊まるところが変わっていて、またちょっと「新しく変ったのかなっ」と思いました。今回私が入った棟はＥ棟で男性と女性の十人くらいでした。私の部屋にテーブルを入れてもらって、ゆっくりと日記も付けられたのでよかったです。電動ベッドのリモコンの調子が変で、故障していたみたいだったので入れ直してくれました。ひさしぶりで一泊だったのでゆっくりできる時間がなかったと感じました。でも同じ棟の人達も声をかけてくれていたので、やっているぶんには楽しかったです。

「日本てんかん協会の総会に呼ばれて親子で話しをして来た」４月２８日

　４月28日の（日）にちょうど連休に入る前に、てんかん協会の神奈川支部の総会に私達二人が呼ばれました。朝日新聞に載った「真理プロジェクト」の説明や、自分が記録している「困ったなノート」の説明も少し話して欲しいと依頼が来たので受けて来ました。
　この研修会で一人真剣に聞いてくれたおばあさんで、私に「それはどんな時に始めたのですか」と質問されていました。参加された人達は三十人ぐらいで、話すのにはだいじょうぶでした。
　三人会のメンバーの人も一緒に行ってくれたので、とても良い機会となりました。