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「マリタイムス」2014年5月31日発行

「マリタイムス」No.159 2014年5月31日発行

 ここちよい風が新緑にたなびいて、だんだんに夏が近づいて来ています。もうさっそく昼間もTシャツですごせられる、いい時期となって来ました。とても最高な気分に、ひたっています。部屋の回りもちょっとずつ模様替えをしたりして、布団も薄くて軽い物に変えました。

「滝沢歌舞伎を母と二人で鑑賞をする」

 4月24日の(木)に新橋演舞場で滝沢歌舞伎を見に行って、私は初めて生で見て来ました。
 行く時は川崎から新橋まで行って、そこからタクシーで新橋演舞場まで15分くらいで行きました。普段の歌舞伎はおばさん達が多いのに、今回の歌舞伎はジャニーズの事務所が主催で行っている、滝沢歌舞伎だったので、特に若い人達も多かったです。ファンクラブに入っている人達もいたので、けっこう混んでいました。席は前から6列目の席でけっこうずいぶんいい席でした。ものすごい迫力が響くようでかなりお尻の底から感じました。最初の始まりがバリバリとするような大きい音と伴奏で、けっこう響きました。源義経の難しい役を滝沢くんが演じていました。でもそれを若い者が演じるのもそうはおかしくはないなと思いました。見ていてそのぶんかっこうよく見えました。俳優の京本政樹さんの息子さんで、京本大我くんがジャニーズジュニアに入っているので、まさしく親子共演を見て来ました。華やかに天井から降って来た大判と紙吹雪がまるで宝塚の歌劇団の雰囲気になっているような気がしました。降ってきた大判を拾ってそれをおみやげとして持って帰って来ました。帰りは、母が何回も行っている歌舞伎座の前で写真を撮って来ました。やっぱり生で見られるのはいいもんだなー、見ている方も華やかに心が晴れやかになりました。

「マンションのエレベーターの工事が始まる、長期滞在で京都へぶらり旅」

 マンションのエレベーターが古くなったので、新しく取り替えるために5月12日から18日までエレベーターが止まる事になりました。それで私達はこのままでは家にはいられないと思って、一時避難しようと言う事で、京都へ一週間の旅に行って参りました。

新幹線から見た富士山  初日5月11日日曜日は京都に行くだけで、品川の駅で母の日だったので、カーネーションの形の上生とお昼のお弁当を買って、12時の新幹線に乗りました。晴れていたので大きく富士山が見えました。京都に行くのは私自身は中学の修学旅行以来で25年ぶりとなります。

 

フルーツサンド  12日月曜日はホテルからタクシーで太秦の映画村の扮装の館へ行って、私は新選組の扮装を選びました。自分でもちょっとびっくりしましたがけっこうまずまず似合っていて、写真写りもよくて私はちょっと満足しました。母は芸者に扮装して二人で写真を取らせてもらって何度も見ては笑っていました。帰りは嵐電と言う下町を走る電車に乗って、四条大宮で降りてその駅の前の「ヤオイソ」と言うフルーツサンドのお店でお昼をしました。

 

「やました」で買い物  13日火曜日は私は休養日の予定でしたが、母の友人が京都に来たので、一緒に裏千家のお屋敷に行って、お屋敷の前の「やました」と言うお店で自分用のお茶わんとふくさを買いに行きました。帰りのタクシーの運転手さんが「一条戻り橋」で鬼の片腕の話を説明してくれました。

 南座前にて14日水曜日は母の友人と三条小橋で待ち合わせして、坂本龍馬が住んでいたと言う酢屋を見せてもらいました。海援隊が京都で事務所にしていたところです。昔の木の看板が建ててありました。有喜屋と言うそば屋でお昼して、細い道を抜けて、先斗町と言う街を先に進んで、南座で踊りの歌舞伎を鑑賞しました。テレビで市川猿之助さんが「京都1200年の旅」の番組で紹介した、有名な鍵善と言うお店でくずきりを頂きました。

 

葵祭の行列  15日木曜日は、鴨川を挟んだ海陽亭の洋食弁当でお昼をしてから、河原町の坂本龍馬と中岡の終焉の地を見て私は少しお参りをしました。ポツポツと雨も降り始めたので、タクシーで下鴨神社の近くで雨宿りができるところを探してそこで葵祭の行列を見ました。京都の有名なお祭りで、平安時代から1000年以上も続いています。雨がどんどん降ってきたので、かっぱを着ていたけどそれでもぬれてしまいました。行列の女の人達は傘をさしながら歩いて、他の人達はぬれながら馬について歩いている人もいました。きれいな着物で歩いている人達が美しくて、華やかでした。帰りはタクシーで南禅寺の山門まで回ってくれて、ホテルに戻っておふろへ直行しました。

 16日金曜日はいろいろなお店を回って私もおみやげを買ったりして、本当はお昼をうどんも食べたいねと言っていたのが、店内が狭そうで入りにくかったので、別のお店に入って洋食で私はタコライスを注文しました。午後は先斗町の歌舞連場で「鴨川をどり」を鑑賞しました。歌舞伎風で、きれいな芸者さん達が着物姿で長唄の元で踊を見て、とても美しかったです。

 

新島邸  17日土曜日は京都御所も回って、同志社大学のカフェテラスでランチをして、茶道資料館に行きました。昔の古い器が展示してあったので、見ていてもちょっと難しいような感じがしました。最後にお茶とお菓子が出てちょっと一息が付けました。帰りはタクシーで、NHKで放送していた「八重の桜」の新島襄が住んでいた所に行きました。タクシーの運転手さんが写真を撮ってくれました。夜はホテルで「懐石はんなり生ビールセット」を注文して母と二人で一杯しました。

 18日日曜日はお昼の新幹線に乗って横浜に帰って来ました。もうすでにエレベーターは新しくなって動いていました。
 今回の旅行ではいろいろ観光できて、京都のガイドマップを真剣に見てしまうくらいの楽しい旅となりました。でも私はもっと時間があれば、幕末の歴史にまつわる観光をしたかったので、坂本龍馬と中岡の銅像が立っている、円山公園にも行きたかったです。