音声ブラウザご使用の方向け: ナビメニューを飛ばして本文へ ナビメニューへ

「マリタイムス」2010年10月30日発行

No.133 2010年10月30日発行

 雨や晴れの交互に続いたりおまけに、一気に寒気も入って来るようになりました。風も冷たくなり、あっちこっちで冬のたよりも来始めるようになりました。そろそろホットでお茶のおいしい時期となって来ましたね。

早々とおせちのチラシも入って、テレビではもう紅白の予告もしています。そんな季節となって来ました。

「虹の旅行は浜名湖方面へ、初めてSLに乗りました」

 私達の作業所の旅行では静岡の浜名湖の方へ、10月の7日から8日まで一泊でバスに乗って行って参りました。二日間ともよい晴天に恵まれ、旅行日和となりました。始めは動物園に寄る予定でしたが、急遽変更になって、清水エスパルスのサッカー場の辺りを行く事になりました。お昼は少人数のグループで回って、イタリア料理のお店で、キャベツときのこのパスタを食べました。泊まった宿は目の前が浜名湖の見える宿で、大きく広く見えてきれいでした。大浴場から夕日が沈んでいくのも見えました。
 二日目は大井川鉄道に乗る予定にしてあって、鉄道の乗り場までバスで行って、下泉から金谷まで約50分ぐらい乗って、電車の中でお弁当を食べました。昔みたいに経木で包んだ形にしたお弁当になっていました。同じグループで回ったボランティアの人も、昔、子供の時にSLに乗ったよ、と話していました。
 SLの中はちょっと狭かったし、少し暗く感じました。車掌さんがいろいろ話をしてくれて、SLがいつ頃から営業したのかとか、サービスでハーモニカで童謡とかを披露してくれました。
 私達が行ったところを、その後にテレビの「空から見てみよう大井川鉄道」の番組でやっていたので、母に説明しながら見ました。

写真:岡本 真理
大井川ふるさと弁当の写真

「ものまね芸人コロッケのコンサートに行った」

 皆さんお笑い芸人でものまねをしている人で、コロッケと言う人を知っていますか。我家ではけっこうおもしろくて見ているので、好きな芸人の一人です。母が先にチケットを買ってあって、旅行に行ったすぐ後なので、始めは私は乗り気ではなかったけど、10月9日の(土)に場所は神奈川民ホールでやっていたので、雨の中を行って来ました。生でものまねを見た事がなかったので、実際に見てみるとうけるところはおもしろい、私達に笑いの世界に引き込まれているような感じです。何回も見ても笑ってしまいます。デビューしてから30周年で区切りの記念として100人のものまねメドレーも見て、私達も見ているうちにだんだんにノッて来て、一緒に口ずさんでしまいました。やはり後になって笑いが出て来ておもしろかったです。

「チリ鉱山事故、救出に成功」

 10月13日の(水)のお昼から、チリの鉱山崩落事故で33人の方が閉じ込められている地下から、一人ずつ救出されました。626メートルの深さから命のカプセルに乗って地下道から地上へ、一人ずつ助け出されて、本当にこんな見た事もない、言葉が出てこないような感じで、まさに33人の全員が助け出されてよかったです。仲間同士がたたえ合って喜びを分かち合っていました。まさに今回の救出劇は奥深い地下道から助けるのはどうやってできたのか、ニュースで見ていて歓喜の輪が一つになっているなと感じました。

「親亡き後へ、引継ぎ書を作って、母が神奈川新聞に載りました。」

 10月14日の神奈川新聞に母達が三人で作った「あんしんノート」の記事が神奈川新聞に載りました。
 母達はその打ち合わせに行くなど、毎日忙しく飛び歩いています。
 そしてその新聞を私も拝見して見ると、見出しが大きく載っていて「親の思い、亡き後も」と載っておりました。
そこに「亡き後も」の見出しが載っていて、「あのね、ちょっと勘弁して、やめてよ」と、言う気分がガクッと落ちるようでした。私にして見れば、まさしくもショッキングな悩みを感じました。だいたい一人になってしまうその事は、どんなふうにこれからを生きていくか、その事は一番大事だけど、なんかどう解決したらいいかを、母が持っている「成年後見」の本を見たり、後見人サポーターの協力を考えたり、いろんな人に話したりして勉強をしています。お金の計算も私は弱いのでそこを、サポータでお願いしたいと思っています。今でも母は私にそれも口癖で「強く生きて」と言っています。私は母に、「頼りにしているから、そういう事は言うのは止めんか!」と言っています。

「えさをもとめる動物が各地に出没」

 このところ猿、いのしし、たぬき、熊などの動物が人家の側に現われたと言うニュースが続いてます。
 ふだんは群れの仲間と一緒に山里に住んでいますが、えさがだんだんに少なくなって足りなくて、「えさはないかー」と言うような感じで、人間が住んでいる町や商店街などに出没しています。農家の畑では作物を食い散らしていったり、そこに住んでいるお年寄りなど、熊に襲われる被害が続いています。学校の側にも熊が現れると騒ぎが大きくなるので、そんなふうにならないように、鈴を持って鳴らしたりして、被害を少なくしましょう。

「鹿児島の奄美地方で大雨の被害が深刻になる」

 10月の22日から九州鹿児島の奄美地方に降り続いた雨で、被害も出て、沢山の人達が慣れない避難生活を余儀なくされています。子供達も学校から家にも帰れない状態になりました。わだつみ苑と言う老人のグループホームも室内が土砂で流されて大きくその爪跡が生々しく見えました。少しずつ復帰活動に取り組んでいるのに、続けて台風が来てまた見通しがついてません。早く明るい生活が戻れるように願っています。

「文化功労者に多彩な顔ぶれが揃う」

 丁度この時期は「芸術の秋」と言う事もあって、明るいニュースが入って来ました。
 10月26日(水)に文化勲章と文化功労者の発表がありました。今年ノーベル化学賞を受賞された鈴木章さんや、根岸栄一さんも選ばれました。文化功労者には、女優で原爆詩の朗読をしている吉永小百合さんや、スポーツ界では前ソフトバンクの監督で王貞治さんに、今年大ブームを呼び起こした漫画家の水木しげるさんなどが受賞されました。歌舞伎俳優の市川猿之助さんも選ばれて、文化勲章をもらう人は来月11月3日東京の皇居でその式典が行われるそうです。私は水木しげるさんが選ばれて、よかったと思います。奥さんはお祝いのコメントを言っていました。

「運命のドラフト、ハンカチ王子斎藤くんいざ、晴れのプロへ」

 10月28日(木)に東京都内のホテルで、大学生や高校生と社会人を対象に行う、プロ野球のドラフト会議がありました。高校野球で話題になっていた「ハンカチ王子」と言っていた、早稲田の斎藤佑樹くんが北海道日本ハムに決まりました。来季からプロとして歩まれます。交渉権の抽選をテレビで見ているのもなんかドキドキしました。これからは入団会見も始まる頃だし、どうどうと胸を張ってプロのスタートの活躍が始まります。