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「マリタイムス」2010年12月5日発行

No.134 2010年12月5日発行

イラスト:岡本 真理
紅葉のイラスト

 陽が落ちて暗くなっていくのが早くなり、ずいぶん朝晩も冷えて来るようになって、手あれの季節となりさっそく私もハンドクリームを付けるようにしました。もう早今年一年も終わりですね。 次号は年始から開始します。

風邪を引く季節に注意

 だんだんにこれからが寒くなって来ますが、特におふろの後が危ないですよ。風邪を引く前に暖かい物を飲んで、あったまっているうちに布団に入りましょう。そこでおすすめできるのは、熱いお湯でしょうが湯かきんかんのおつゆを飲むといいでしょう。大根のはちみつ漬けを飲むと痰の切れがよくなります。私の来てもらっていたヘルパーさんに教えてもらって作ってもらっていました。そうしたら喉の調子が軽く感じました。外出する時はマスクを持って行かれた方がいいかと思います。私はもうさっそくインフルエンザの予防注射を受けて来ました。さっそく引いていらしている人もいますので、菌だけはもらわないでうまく予防しましょう。

「この秋に鶴見会館が終わりになる」

 今まで私達障害者の成人式や餅つき大会などで集まって使っていた場所の鶴見会館が古くなったので11月いっぱいで閉館になりました。母は毎週(水)に体操教室に行っていたので、終わりになっちゃうので、困るところです。淋しい感じがします。

「母校鶴見養護が30周年を迎える」

 私が高等部から在籍して母も長く勤めていた鶴見養護学校が30周年を迎えました。11月にお祝いの会があったようです。最初はプレハブ校舎から始まった学校のお祝いなので、私も一言メッセージで記念誌に載せました。11月27日は学校でバザーがあって、久しぶりに行って来ました。いろんな人達と会えて、おしゃべりもして楽しかったです。

「ショートスティで、だいぶなじんで来るようになって来た」

 これまで何回もショートステイを利用して、練習を重ねてやって来ました。回数も増えて来てだんだんに慣れても来たかなと思っています。6回も利用して自分の生活を練習をしていますが、そこで自分の変化に新しい動きが見えて来ました。行く度に仲間もできるようになったり、仲間から声をかけてもらうなど、施設での一日の流れもわかって来ました。少しずつよくなって来ています。男性で30歳ぐらいの人で「アッ岡本さんだ、イェイ」と、一緒に仲間に入れてくれようとしています。一日を過ごしていくのが楽しくなってきました。平日に行くと昼間のディーサービスで、仕事をやらせてもらっています。私が入っている棟で「あかね」で、そこの人達も一緒におしゃべりもしてくれるので、そんなにつまらなくはないです。本当は今月もあったのですが、ここちょっと母の用事もあわただしく忙しくなり始めて、そんな時に私が行っても多分ゆっくり休めないだろうなと思って、ちょっと不安もあったので、今回は自分で思い切ってパスする事にしました。

話題の曲で、「トイレの神様」が反響を呼ぶ

 今話題になっている曲で、タイトルがおもしろい「トイレの神様」と言う歌で、この曲を歌っている人は植村花菜さんと言う人です。できた曲の由来は昔おばあさんと一緒に過ごしていた時に、おばあさんがトイレをきれいに掃除したら、きっと神様が見ていてかわいいお嫁さんになれるよと言っていた言葉で、この曲ができたものです。調度テレビで紅白歌合戦のニュースで、なんと初出場で出る事が決まりました。私もよく何回もラジオで聞いていたので、この曲が話題になっていると言う事で若い人達の思いや、その心に詰まっているものが伝わって来るのかも知れないですね。私にもおばあちゃんがいて、昔小さい時は私の事を食べたいくらいかわいいと言っていましたが、だんだんに私が高校生ぐらいになって来ると次第に、おばあちゃんがうるさくなって来て、「アーもー」と思っていた日々もありました。この曲を聞くと自然にほろっと熱い物を感じます。

「娘は困ったなノートを作っている」

 母が「あんしんノート」を作っているので、私はこれから一人で生きていくための事を考えて、ちょっとノートでも作って書いてみたらと言う事で、特に一番困るのは母の葬儀やお骨をどこに埋めたらいいのかを、少し考えたほうがいいかなっと思っています。母は自分で頼んで置くからいいと言っています。

 一人で夜寝ている時にもし地震が起きたらどうしたらいいか、「親の代わりは」誰がやってくれるか、それに今すごく悩んでおります。月1の定期健診で病院に行くとか、小銭の管理に酸素の点検や私の様子を説明してくれる人がいれば、すごくありがたいと思っています。病院に行くのも手伝ってもらう事や、車椅子の移動など自分がやれないところを、困ったなノートに書いて置いて、皆さんの力を借りたいと思っています。母と相談し合ってこれからの事に関して、回りの人にいろいろ聞いてもらうようにしています。

「お金の計算も少しわかってきたけど、メールと着メロで最高金額が発生した」

 もちろん皆さんも私のお金の計算に弱い事知っていますよね。まさにその通りで前から小遣い帳を付けていましたが、計算をしてもなかなか現金と合わなくてそれで、「アーモーどうしたら合うのー」と、ちょっとパニックになっていましたが、ここしばらくの間、母に見てもらう事にしました。そこで教えてもらってから、自分で付けているとだんだんにわかって来て、計算も合うようになりました。一円玉を10個かためて置くと、それが十円になるのがわかりました。

 今まで自分の携帯では一ヶ月2066円でとどまっておちついていたのに、、なんと11月のドコモの請求書を見てびっくりしたのが、18000円で、母に9ヶ月分を使ってしまったと言われました。一応私も気を付けてやっていてもこのような事が起きてしまった事で、私なりに調子にノリすぎてしまったかなっと、これはまさにまずい事をしてしまったかなと思っています。これにはメールの送る回数と、ところどころで着メロもやっていてそれが多分母にばれていたのかも知れません。今回の事でちょっと私も「やばー、やべーな」と後で思うと調子に乗りすぎたかなっと思っています。やりすぎも程々にしなきゃと思っています。

笑っている真理さんの写真

みなさんもどうかよいお年をお迎えください。