病院の統廃合と入院日数短縮
・病院の統廃合
- 「急性期」「亜急性期,回復期」「慢性期」というような機能分化
- 病院機能毎の入院費設定,診療報酬改正を実施
- 療養病床の減少(36万床を20万床)と老健施設への転換
- 小児科,産科医師や麻酔科医師の減少
- 看護師の確保が困難
- 患者モラルの低下(モンスター患者や医療費不払い患者の増加など)
- 経営破綻で閉業
・入院日数短縮
平均在院日数や看護基準により,入院費(医学管理料,看護料等)が異なり,「急性期」であれば2週・4週,「亜急性期,回復期」は3ヶ月・6ヶ月と段階的に逓減されていくため,この時期を入院日数としてしまう.「慢性期」で長期入院を余儀なくされる老人患者は行き場をなくしてしまう現状である.