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DAISY活用事例交換セミナー

ユーザーの立場から
「DAISYについて」
辻本貴生
せいがの森保育園勤務

いま河村さんから自己紹介のあった、せいがの森保育園で用務をやっています辻本です。ユーザーとしての話をしてくれということで、電話をもらってそれでここで話をすることになりました。LpPlayerでディスレクシアのいろいろな話があるんですけど、そこでディスレクシアはなんだろうって自分もちょっとわからなかったんで、そういう勉強とかをしたいなあと思っていたところ、そういうソフトで勉強できて、うれしいっていうか、勉強になったと思います。僕の場合は、字、漢字とか自分で書くとかの障害があって、人から言った言葉はすぐに理解できるんですけど、それを文字にしたり、それを文章にしてって言われてもすごい困って、文字にもできないし、文字にしてあるものも読めないので、ちょっと困ってたんです。それで、LpPlayerを聞きながら自分で目で追って読むっていうのをやってると、ディスレクシアとか他の障害の意味とか、なぜこうなったのかがすごくわかって自分でも勉強になるし、僕以外の障害を持っているお子さんとかそういう人達の話を仕事場で聞くと、やっぱりそういうことあんのかなあって、やっぱり自分の中で思ってすごく大変勉強になりました。今日、このセミナーに来て、一番初めからいたんですけど、難しい専門用語とかそういうものが入って、ちょっとどうかなあという感じでしたけど、わかんないところはわかんなくてしょうがなくて、わかるところはわかってすごいおもしろい、勉強になるかなあと思っています。

【質疑応答】
河村/どうもありがとうございました。もしご質問がありましたら、どうぞ。辻本さんにユーザーの立場として今ご意見をいただいたんですが、いかがでしょうか。実際に読んでいただいたほうが、「ディスレクシアの本」という、エッジが出版している本ですね。坂井裕子さんが書かれたのですが、ロンドンにいらしてイギリスではじめてご自分がディスレクシアであるという認定を受けて、それでご自分でディスレクシアについて書かれた本です。それをDAISY版にしたものを読んでいただいたということです。それでは特にご質問がなければ、辻本さん、ありがとうございました。それでは、この後、実際にDAISYを作っておられる方、それから使っている方で意見交換をしたいんですが、その前に今日こられないけども、いろんな感想を含めて参考になるご意見をいただいている方がおります。本日の資料の中で、「中学2年生のユーザーの場合」という資料があります。ちょっと厚いものです。数枚綴じてあります。これは実際には先程の国語の教科書、「ひなぎく」さんが作って提供されて、そのユーザーの方からご意見をいただいたものです。