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マヤ・トーマス氏講演会・対話交流会
「インクルーシブなコミュニティ作りのために」
―CBRガイドラインはどう使われるのか?―
報告書

講師プロフィール

(1)Maya Thomas(マヤ・トーマス) 氏

現職

「アジア太平洋障害リハビリテーションジャーナル」編集委員

PROFILE

インド、バンガロール在住

学歴
心理学博士

分野
政策開発、障害と開発、特にコミュニティベースのアプローチに関する戦略計画策定、障害事業の評価、障害事業での立案者・管理者向け能力開発・トレーニング

これまでの著作・講演
インド国内および海外にて110本、国際会議での講演31本

コンサルタント
20年以上に渡り、アジア、アフリカ、ヨーロッパにて政策開発および戦略策定について142回、知識向上に関する障害事業の評価41回。

具体例
国連障害関連専門家会議に専門家として参加(2007ESCAP、2009本部DESA)
第一回CBRアジア太平洋会議における国際アドバイザーメンバー(2009)、同会議報告書の編集長(2010)、DEFID、UNDP、CBM等の事業、他多数。

現在の活動
“Asia Pacific Disability Rehabilitation Journal”編集
障害関係の戦略アドバイザー(CORDAD、オランダ)
CBRガイドライン策定の中心メンバー
WHO 障害とリハビリテーションレポートの編集委員

(2)戸枝 陽基(とえだ ひろもと) 氏

現職

社会福祉法人むそう 特定非営利活動法人ふわり 理事長
社会福祉法人全日本手をつなぐ育成会 理事 他

PROFILE

生年月日
1968(S43)・10・15生

出身地
群馬県太田市(太田南小・太田南中・太田東高 出身)

現在の住まい
愛知県半田市

資格
社会福祉士、介護支援専門員 など

  • 略歴
    平成3年3月 日本福祉大学社会福祉学部卒
    半田市社会福祉協議会勤務(3年)
    半田市社会福祉事業団勤務(4年)
    通算7年勤務 その間、
    知的障害者小規模授産所(2年)
    知的障害者通所更生施設(5年)を担当
    平成9年3月 退職 1年間の準備期間を経て、
    平成11年4月 特定非営利活動法人ふわり運営開始
    平成15年8月 社会福祉法人むそう認可・設立
  • 著書
    「ノーマライゼーションの詩」有限会社SNOW DREAM 2006
  • 共著 寄稿
    「即ほしいこのサービス」全日本手をつなぐ育成会
    「もう施設には帰らない1・2」中央法規出版
    「行動援護ガイドブック」日本知的障害者施設協会 など
  • E-mail
    hiromoto@toeda.org
  • ホームページ
    http://www.toeda.org

(3)高嶺 豊(たかみね ゆたか) 氏

現職

琉球大学法文学部教授

PROFILE

1974年に州立ハワイ大学に留学、心理学学士号修得後、保健学とソーシャルワーク学の修士号を修める。卒後、ハワイ自立生活センターで主任カウンセラーとし4年間務める。

1985年に帰国、日米の障害者運動の掛け橋的な活動に従事する。1987年から3年間横浜市総合リハビリテーションセンターに勤務。1990年より、障害者問題専門官としてタイ、バンコクの国連アジア太平洋経済社会委員会(エスキャップ)の社会開発部に赴任し、アジア太平洋地域諸国の障害者政策の樹立促進、障害者自身の自助運動への支援、障害者団体の組織化等に従事した。

また、1993年から始まった「アジア太平洋障害者の10年」の事務局の責任者として、その推進に寄与した。さらに、延長されたアジア太平洋障害者の10年(2003年-2012年)の枠組みであるビワコミレニアムフレームワーク作成の中心的な役割を果たし、2003年3月に国連エスキャップを退官する。2003年4月、琉球大学法文学部教授に就任する。

現在、国際協力機構(JICA)のパキスタン国障害支援プログラム形成団団長を務め、障害者自助グループやネットワークづくり事業へ短期専門官として参加している。

(4)平本 実(ひらもと みのる) 氏

現職

ワールド・ビジョン・ジャパン 海外事業部開発援助事業課プログラム・オフィサー

PROFILE

国立フィリピン大学社会福祉・地域開発学部大学院留学。
明治学院大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士前期課程修了。
社会福祉専門学校の教員を経て、2000年1月より社団法人日本キリスト教海外医療協力会のダッカ事務所代表としてバングラデシュへ3年間派遣。

2004年12月から2007年3月までは国際協力機構(JICA)のインド事務所企画調査員。
2007年9月から2年半は、国際協力機構(JICA)のキルギス共和国障害者の社会進出促進プロジェクトで専門家として従事。
2010年9月、ワールド・ビジョン・ジャパン入団。海外事業部開発援助事業課プログラム・オフィサー。

(5)野際 紗綾子(のぎわ さやこ) 氏

現職

特定非営利活動法人難民を助ける会 シニア・プログラム・コーディネーター

PROFILE

米国の大学を卒業後、外資系金融機関で働くも、「富」の対極にある「貧困」への問題意識が高まり、2005年4月より「難民を助ける会」へ転職。東京本部職員として、アジア事業を中心に担当。同時に、法政大学大学院環境マネジメント研究科に通い、2007年3月に修士課程を修了した。

2008年5月のミャンマー(ビルマ)におけるサイクロン被害の発生直後から同国へ入り、2009年1月まで被災地で緊急支援活動を統括。食糧や生活物資の配布・巡回医療・障害者支援を実施しながら、数々の会議で緊急災害支援における障害者支援の重要性を訴えた。被災地で地域に根ざしたリハビリテーション(CBR)事業を現地職員と立ち上げ後、2009年2月以降は、難民を助ける会の東京本部にて、インドネシア、スリランカ、パキスタンなど各地を出張しながら緊急・障害分野の事業を担当している。