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開会挨拶

片石 修三

日本障害者リハビリテーション協会 常務理事

 

本日はシンポジウムにご参加いただき、誠にありがとうございます。

本日は笹川代表が、やむを得ない事情で参加できなくなりましたので、私が代わって簡単にご挨拶いたします。

最初に、東日本大震災では多くの方が亡くなられ、被災されました。心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。

障害者放送協議会は、これまでも障害者の情報保障、さらには災害時における情報保障をテーマに、このようなシンポジウムや勉強会を、ここ数年開催してきました。今回の大震災によっても、これまでと同じような状況が見られ、大きな進展が見られていないことがわかり、さまざまな課題が浮き彫りになっています。

本日は、被災地の現状の報告をいただき、当面必要な対応、さらにより重要なこととして、今後の課題と解決の方向について、関係者や皆さまのご意見をいただき、共に探ってまいりたいと思います。

障害者にとって、情報入手は大変大きな問題であり、災害時はもちろん、通常の生活においてもまだまだ解決されなければならない問題があります。今回のシンポジウムを通じて、関係者はもちろん、多くの国民の方々にも理解を広めていきたいと思っています。

最後に、ご多忙な中、発表やパネラー等として役割を引き受けていただいた皆様方に御礼を申し上げ、開会の挨拶とします。本日はよろしくお願いいたします。