開会挨拶
日本障害者リハビリテーション協会 常務理事 片石 修三
本日は、雨の中にも関わらずシンポジウムにご参加いただきありがとうございます。
障害者放送協議会と日本障害者リハビリテーション協会は、これまでも障害者と放送・情報通信ということに関してシンポジウムを開催してまいりましたが、今回は、「障害者と放送の将来」というテーマでシンポジウムを開催させていただくことになりました。
開催にあたりましては、障害者放送協議会の皆さまに全面的にご協力をいただいたところでございます。
昨年7月に地上テレビ放送のデジタル化が進められたところでございますが、特に聴覚障害者、視覚障害者の方々がテレビを円滑に利用していくという点では、まだハード面、ソフト面の両方から見て課題が残されています。
今回のシンポジウムにおきましては、改めてその課題について確認するとともに、現在の取り組み状況を知り、そのうえで、今後どのように解決に向けて取り組んでいけばいいのか、皆さまと共に考え、認識を新たにしていきたいと思っております。
本日のシンポジウムでは、特別報告をはじめ、この分野においてそれぞれのお立場で、ご見識とご経験をお持ちの方々にお役割を果たしていただくことになっております。
主催者としてお礼を申しあげます。
最後になりますが、今回のシンポジウムの開催にあたりご支援いただきました、埼玉県民共済生活協同組合に対して深く感謝申しあげ、大変簡単でございますが、開会の挨拶といたします。