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平成18年度
地域におけるインターネット・パソコンを利用した障害者情報支援に関する調査研究事業報告書

開会挨拶

財団法人日本障害者リハビリテーション協会常務理事
片石 修三

財団法人日本障害者リハビリテーション協会の片石でございます。
本日は障害者IT支援セミナーに参加いただき、ありがとうございます。

障害者の方々のIT支援を推進していくためには、継続的な関係者の努力が必要でございますが、このように関係者が一堂に会し意見交換を行うことも必要ではないかということから、当協会といたしましては昨年に続き、このようなセミナーを開催することといたしました。

昨年におきましては、IT支援に関わっている専門家の方々、そして実際に利用されている方々から貴重なご意見の発表をいただきました。今回は、昨年実施しましたセミナーの結果、そして関係者からの聞き取り調査等を踏まえまして、より効果的なIT支援を進めるために求められるボランティアの方々と、リハビリテーションに従事される専門家の方々等との連携というものをどのように進めていったらより効果的な支援が行われるかということに少し焦点を当てて企画させていただきました。

幸い、障害者のIT支援に深く関わっておられる方々の参加、ご協力をいただくことができました。全体的な支援のあり方、そしてそれぞれの障害の特性に配慮した支援はどうあるべきかということにつきまして、参考になるご意見をいただけるのではないかというふうに思っております。

参加された皆さんが、今回のセミナーから少しでも得るものがあればたいへん幸いでございます。
講演していただきます方々、意見発表していただく方々には、快くお引き受けまたはご協力をいただきまして、感謝を申し上げます。

最後になりますが、本日お集まりの皆様の中にも多くの支援者の方がおられると思いますが、日頃の活動に心から敬意を表します。
そして、今回のセミナーにつきましては、独立行政法人福祉医療機構のご支援をいただいて開催できることとなりました。このことを報告し御礼申し上げまして、たいへん簡単でございますが開催の挨拶とさせていただきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。