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障害者対策に関する新長期計画推進国際セミナー

〔実施概要〕

主催:新・障害者の十年推進会議/(財)中央競馬馬主社会福祉財団
後援:総理府、厚生省、外務省

1.セミナーの趣旨

 平成5年に策定された「障害者対策に関する新長期計画」は、「障害者基本法」に基づ く「障害者基本計画」と位置づけられ、総合的かつ計画的事業推進の基本とされている。

 一方、国連にあっては「障害者の機会均等化に関する基準規則」が採択され、具体的 施策への取り組みが提唱された。また米国における「障害をもつアメリカ国民法(AD A)」の制定は、わが国障害者基本法の制定に大きな影響を与えたが、法施行後の実情等 については、関係者の等しく注目するところである。

 このような国内外の情勢を踏まえ、海外の専門家を招いて意見の交換を行い、今後の わが国の新長期計画の推進に寄与しようと、本セミナーを開催した。

2.開催日時、会場

第1回〔東京セミナー〕
日時: 平成8年2月10日(土) 午前10時~午後4時30分
会場: 戸山サンライズ     (新宿区戸山1-22-1)

第2回〔大阪セミナー〕
日時: 平成8年2月13日(火) 午前10時~午後4時30分
会場: 大阪国際交流センター  (大阪市天王寺区本町8-2)

3.参加者

第1回〔東京セミナー〕 451人
*うち車いす使用者24人、視覚障害者34人、聴覚障害者23人

第2回〔大阪セミナー〕 347人
*うち車いす使用者15人、視覚障害者7人、聴覚障害者6人

4.プログラム

<午前の部>

主催者あいさつ

新・障害者の十年推進会議 会長 山下眞臣
中央競馬馬主社会福祉財団 理事長 内村良英

基調報告

「障害者の機会均等化に関する基準規則」の意義について
「基準規則」特別報告者  ベンクト・リンドクビスト(スウェーデン)

ADA法施行後における米国障害者施策の進展について
アメリカ合衆国教育省次官 ジュディ・ヒューマン(アメリカ)

<午後の部>

基調報告

デンマークにおける地方自治体の障害者施策の取り組みについて
日欧文化交流学院 院長 千葉忠夫(デンマーク)

デンマークの障害をもつ人の地域生活

シンポジウム

テーマ:「障害者プランを地域でどのように実現するか」
コーディネーター:八代英太
シンポジスト:上記報告者4名

総括質疑