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フォーラム ファシリテーター

フォーラム 権利条約批准後の放送・通信に期待するもの

ファシリテーター

高岡 正  放送・通信バリアフリー委員会副委員長/全日本難聴者・中途失聴者団体連合会理事長

岩井 和彦 全国視覚障害者情報提供施設協会理事長

 

●高岡 これから後半のフォーラムを始めます。今日は障害者権利条約の批准を目指した「障がい者制度改革推進会議」の議論とも歩調を合わせて、情報バリアフリーのあり方について話し合っていきたいと思います。ここ東京会場では5人の方に発言していただきます。最初に4人の方、次に5人目は大阪から、また6人目に東京という順番です。時間が限られていますので15分以内で発言をお願いします。

 なお、障害者を表す語として先ほどからチャレンジドという言葉が使われていましたが、ここでは「チャレンジド」は使わないことにします。それは、障害は社会のバリアーとの相互作用の結果であるとの考え方もあり、なぜ障害者だけがチャレンジするのかという考え方もあるからです。推進会議でこれから障害者をどういう言葉で表すのか議論されることもあります。ここでは「チャレンジド」は使わずに議論していきたいと思います。それでは大阪の岩井さんからも一言お願いします。

 

●岩井 こんにちは。大阪の岩井です。今、障害者権利条約の批准に向けて内閣府の障がい者制度改革推進会議の議論がまっさかりです。それを受けて大阪会場の皆さんも、情報アクセシビリティの問題について熱心に聞いていただいています。いよいよこれから、私たちの問題について議論する段となりました。大阪会場では東京の発言を受けて、知的障害の立場、視覚障害、そして聴覚障害の立場から、それぞれの意見を頂戴します。こうした報告を受けて多くの質問が出るかもしれませんが、スムーズに進行できるといいなと思っています。高岡さん頑張りましょうね。