報告書 イタリアソーシャルファーム実態調査報告会
開会挨拶
公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会常務理事
福母 淳治
本日は連休にもかかわらず、また、台風が来るという非常に足元も悪い中、たくさんの方においでいただきまして誠にありがとうございます。この事業につきましては私どもの炭谷会長のリーダーシップの下で、私ども日本障害者リハビリテーション協会として推進に貢献をしていきたいという思いで進めてきているものでございます。
近年、我が国においても障害者差別解消法の施行等、大きな動きがありますが、障害者の方々の雇用問題は非常に大きな課題となっております。このような中、A型事業所の閉鎖に伴う障害者の解雇の問題が取り上げられています。まだまだ障害者雇用を取り巻く状況については、さらに関係者の努力、あるいは行政も含めた取り組みが必要なのではないかという感じを受けているところでございます。
ご承知のようにこのソーシャルファームにつきましては、既に今日お集まりの皆さま方にはご理解をいただいているところと思います。本日は、先月実施をいたしましたイタリアの実態調査に基づき最新の状況について、私どもの会長と当協会の参与の寺島と野村から報告をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
なお、この調査事業及び本日の報告会につきましては、埼玉県民共済及び大阪府民共済さまからのご支援をいただいて開催しております。この場をお借りしてお礼を申し上げます。
ではこれから夕方まで、どうぞよろしくお願いいたします。