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利用者の視点から開発された木製車いす(第1報)

主題:
利用者の視点から開発された木製車いす(第1報)
著者名・研究者名:
原 鉄哉(東北福祉大)渡辺英隆((株)ウィンウッド)中里 仁((特別養護老人ホーム)せんだんの杜)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 37~40頁(1997年8月)
キーワード:
連絡先:
原 鉄哉(東北福祉大学)
〒981 仙台市国見1-8-1
電話: 022-273-2381
概要:
この論文では、木製車いすの利用者ニーズに基づいた改良について述べられている。利用者ニーズは旧タイプの木製車いすを2箇所のホテルで試用評価した結果から抽出した。改良点は背もたれの凹面化、背もたれ上部の後傾、幅の狭い座面、シート奥行きの短小化、シート部の汚れ防止、ハンドリムの触感の変更(木製と電気植毛)、木目調印刷フットプレート、指先保護用スポークカバー、木製ブレーキノブ、駆動時の手、袖口の汚れ防止、収納ポケット、介助者用握りグリップの延長、折りたたみであった。低価格化を図るために金属ハンドリムへの化学繊維の電気植毛と国際市場での部品調達が検討されている。