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スタンドアップ車いすの効用に関する一考察

主題:
スタンドアップ車いすの効用に関する一考察
著者名・研究者名:
沖川悦三,宮本 晃 (神奈川県総合リハビリテーションセンターリハ工学研究室)大橋正洋(神奈川県総合リハビリテーションセンターリハ医学科)玉垣 努,松本琢磨(神奈川県総合リハビリテーションセンター作業療法科)沖川康江(神奈川県総合リハビリテーションセンター理学療法科)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 41~44頁(1997年8月)
キーワード:
連絡先:
沖川悦三(神奈川県総合リハセンターリハ工学研究室)
〒243-01 神奈川県厚木市七沢516
電話: 0462-49-2598
概要:
この論文は過去に開発されたスタンドアップ車いすの効用に関して書かれている。この車いすは立ち上がることが出来ることが特徴である。起立訓練は理学療法の現場で頻繁に行われているものであり、関節可動域の確保や骨萎縮、起立性低血圧といった廃用性症候群に効果があるといわれている。また、経験的に排便障害にも有効と推察される。したがって、この車いすにもこのような効果は考えられる。さらに、車いす使用者の場合日常生活における高さの問題が挙げられる。具体的には手の届く範囲が限られることと、ものに接近しづらい点である。これらの問題についてもスタンドアップ車いすは有効であるといえる。