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電動4輪ムーバーFitの開発 -ドライブユニット方式の新しい提案-

主題:
電動4輪ムーバーFitの開発 -ドライブユニット方式の新しい提案-
著者名・研究者名:
平野 聡,藤沼良夫,佐川克雄,大高理秀,大城靖彦(茨城県工業技術センター)蓮見 孝(筑波大学)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 57~58頁(1997年8月)
キーワード:
連絡先:
平野 聡(茨城県工業技術センター システム応用部)
茨城県東茨城郡茨城町長岡3781-1
電話: 029-293-7212
概要:
この論文では、高齢者を対象とした電動車いすFitの開発について記されている。面接聞き取り調査の結果、1)車いすを連想させないスポーティーなもの 2)軽快感があり、コンパクトでどこにでも移動できそうなもの、が高齢者に受け入れられる電動車いすのデザインであった。この結果をふまえて、高齢者用の屋内型軽作業用電動車いすを開発した。この大きな特徴の一つは、モータ、バッテリ、制御回路を一体化したことである。それにより、車体フレームの変更のみで、使用者、使用目的に合わせた電動車いすを容易に開発可能となった。試作した本体フレームは、デスクワークを考慮して肘掛けを無くすことで、車いすを感じさせない新しいデザインとなった。また、ドライブユニットを分離することによって、乗用車への積み込みが容易になった。