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JR在来線主要駅における垂直移動手段の調査

主題:
JR在来線主要駅における垂直移動手段の調査
著者名・研究者名:
田中 繁(国際医療福祉大学)大田原商工会議所研進クラブ
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 89~90頁(1997年8月)
キーワード:
連絡先:
斎藤芳徳(郡山情報ビジネス専門学校デザインカレッジ)
福島県郡山市方八町2-4-1
電話: 0249-56-0025
概要:
この論文は、JR在来線主要駅における垂直移動手段(階段、スロープ、エスカレータ、エレベータ等)の実態調査に関して記されている。調査対象は中央線(大月-松本)、信越線(上尾-長野)、宇都宮線(小山-宇都宮)で特急の停車する23駅であった。それぞれの駅に調査者が訪問し、プラットフォームから駅外の地上までのルートを調査した。その記述方法として、アルファベットと数字で表す方法が開発された。調査の結果、一般エスカレータ設置: 7駅、車いす対応型エスカレータ設置: 6駅、エレベータ設置: 8駅、昇降機設置: 2駅、階段のみ: 13駅であった。また、エレベータのみを使ってプラットフォームから駅外の地上まで移動可能な駅は1駅であった。これより、エレベータが設置されている駅でも全体のルートが考えられておらず有効に活用できない駅もあることが分かった。