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汎用バリアフリーターミナルの試作

主題:
汎用バリアフリーターミナルの試作
著者名・研究者名:
齋藤昌彦(静岡日本電気(株)新事業推進部)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 193~196頁(1997年8月)
キーワード:
高齢者、障害者、機能代行、支援通信システム、汎用バリアフリーターミナル、聴覚障害者、視覚障害者、入出力情報端末
連絡先:
斉藤昌彦(静岡日本電気(株) 新事業推進部)
〒436 静岡県掛川市下俣4-2
電話: 0537-22-8203
概要:
著者は平成8年度より通信放送機構からの委託研究の一環として日本電気(株)と共同して視聴覚障害者及び健常者が容易に使用できる汎用バリアフリーターミナルとして入出力情報端末を試作開発した。本装置は将来の製品化を考慮し銀行端末交通機関の券売機やその他の案内用端末や販売機を意識し、その要素、機能を網羅するように一次試作を行った。一台で聴覚障害者、視覚障害者、健常者が使用できる環境を目的とした。基本的な機能は入力機能に①タッチ操作型液晶ディスプレイ上での指による入力、②複数設置した押しボタンスイッチ操作による入力があり、出力機能に①タッチ操作型液晶ディスプレイへの写真、絵、文字、数字などのビジュアル表示、②点字ディスプレイへの文字数字表示、③音声によるメッセージ表示を実装している。現在は実験を継続実施している段階であり、今後は視聴覚障害者、上肢障害者及び健常者がより容易となるよう改善していく。