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住宅改良時の専門職の連携に関する考察 -高齢者の住宅改良(リフォーム)ヘルパー制度に関する研究 その2-

主題:
住宅改良時の専門職の連携に関する考察 -高齢者の住宅改良(リフォーム)ヘルパー制度に関する研究 その2-
著者名・研究者名:
斎藤芳徳(郡山情報ビジネス専門学校)、鈴木浩(福島大学行政社会学部)、原鉄哉(東北福祉大学社会福祉学部)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 203~208頁(1997年8月)
キーワード:
連絡先:
斎藤芳徳
福島県郡山市方八町2-4-1 郡山情報ビジネス専門学校デザインカレッジ
電話: 0429-56-0025
概要:
厚生省が平成5年度に開始した「住宅改良(リフォーム)ヘルパー制度」の実態を把握するためアンケート調査を行っている。調査期間は1996年11月、対象はリフォームヘルパー制度を実施している市区町村・機関、方法は郵送配布・郵送回収である。リフォームヘルパーの職種を「福祉」「保健・医療」「建築」「その他」に分類し、住宅改良の実績と住環境の問題解決への関わり方に関して各職種間で比較検討を行っている。相談に乗る際に確認している問題点として具体的に30程度の項目(浴室における滑りやすい床、スイッチ、コンセントの位置など)を挙げ、各職種間の比較を行っている。結果、1件当りの訪問回数は「建築」、相談に乗る際に確認する確率は「保健・医療」が最も高いことが明らかとなった。これはリフォームヘルパーのうち「保健・医療」関係者が住環境の問題を確認し、「建設」関係者が工事全般を管理しているためと考えられる。