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補装具・福祉機器・住宅増改築・相談事業における相談形態の検討

主題:
補装具・福祉機器・住宅増改築・相談事業における相談形態の検討
著者名・研究者名:
池田真紀、米崎二朗、関宏之(大阪市補装具・福祉機器普及事業 援助技術研究室)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 267~270頁(1997年8月)
キーワード:
連絡先:
池田真紀(大阪市補装具・福祉機器普及事業 援助技術研究室)
大阪市平野区喜連西6-2-55
電話: 06-703-5347
概要:
ADLが自立していない障害者について、相談に始まるその後の経過状況等を紹介する。そして、相談事業に対して求められている相談形態について論じる。対象者は若年性関節リウマチを6歳で発症し、相談前は生活上の殆どの動作を母親の介助なしには出来なかった。しかし、大阪市更正療育センターで通所訓練を、次いでN病院に入院しリウマチ教育を、さらに大阪市援助技術研究室で訓練を受けた後は、ADLの自立項目が増加した。この様な実例から、リハビリテーションセンターで通所訓練が可能なことを広報することの重要性が認識された。また、福祉用具と住宅整備に関する総合的な相談サービスあるいは疾患別サービス、特にケアドッグ支援システムの様に一日の生活を通して受ける滞在型のサービス供給システムの重要性が認識された。