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電気刺激とリハビリテーションへの応用

主題:
電気刺激とリハビリテーションへの応用
著者名・研究者名:
山本敏泰
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 301~302頁(1997年8月)
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概要:
電気刺激の臨床への応用の歴史は古く、広く電気生理学的診断の一検査方法などで使われてきた。現在の電気刺激の応用分野は、主として埋め込み電極を利用した長期的な機能再建を目的とする機能的電気刺激と、表面電極等を利用した治療訓練を主たる目的とする訓練用電気刺激の二つに分類できる。機能的電気刺激に関しては、日本でも3年程前から完全埋め込み型のシステムの開発が始まっている。一方、訓練用電気刺激に関しては、様々な疾患やその障害に対応した電気刺激手法が検討されている。そして現在、リハビリテーション訓練に利用できるより実用的なシステムの開発が強く望まれている。SIG「電気刺激」は、(1)電気刺激関連分野の情報収集と交換、(2)関連治療訓練システムの研究開発とその臨床応用技術の改善、(3)会員相互間の情報交換、を目的とし設立された。