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スプリントタイプのパソコン用スイッチ-重度脳性麻痺者への適用-

主題:
スプリントタイプのパソコン用スイッチ-重度脳性麻痺者への適用-
著者名・研究者名:
久野裕子、青木久、塚原玲子 (愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所) 石田弘子 (愛知県心身障害者コロニーこばと学園)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 421~424頁(1997年8月)
キーワード:
連絡先:
久野裕子(愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所)
〒480-03 春日井市神屋町713-8
電話: 0568-88-0811
概要:
重度脳性まひ者に対し、スイッチ操作に不利な運動を抑制し、手指機能を向上させることを目的としたスプリントタイプのスイッチを制作した。評価として、自動移動するマークがターゲットに移動した時にスイッチを押すと正答となるスイッチ操作テストを継続的に施行した結果、使用開始初期は低い正答率を示したものの、使用開始4ヶ月程で高い正答率を示すようになり、安定した操作性を獲得することができた。しかし、痙性や不随運動による影響は残されており、加齢による機能低下や二次障害を考え、操作姿勢や環境を含めた総合的なアプローチをする必要性があると考えられる。