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多入力スイッチコントローラを用いたスキャン入力方式の基礎的検討

主題:
多入力スイッチコントローラを用いたスキャン入力方式の基礎的検討
著者名・研究者名:
山科徹也 (富山大学工学部) 山本敏泰 (富山県高志リハビリテーション病院)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 425~430頁(1997年7月)
キーワード:
連絡先:
山本敏泰(富山県高志リハビリテーション病院 研究開発部)
電話: 0764-38-2233
概要:
1~10個までの任意の接点スイッチ操作によりコマンドをホストマシンとなるパソコンに送出する装置を用いて各種スキャン入力に関する評価・検討を行った。5人の健常被験者に対して、1スイッチの行列スキャン方式、1スイッチの分割スキャン方式、カーソル移動をコード化しそのコードを1スイッチのスキャン方式で入力する方式(1スイッチのコード化スキャン方式)、2スイッチのコード化スキャン方式、5スイッチによる4方向スキャン方式の計5種類の方式を用い、159文字からなる文章をすべて入力するのに要した時間と入力ミス回数の観点から観察を行った。スキャン方式による入力は、通常のキーボード入力に比較してはるかに時間がかかり、負担が大きいことを再認識した。