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環境制御装置に関するアンケート調査

主題:
環境制御装置に関するアンケート調査
著者名・研究者名:
横田恒一、数藤康雄(国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所)、全国頚髄損傷者連絡会
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 463~466頁(1997年8月)
キーワード:
連絡先:
横田恒一(国立身体障害者リハビリテーションセンター 研究所)
〒359 埼玉県所沢市並木4-1
電話: 0429-95-3100
概要:
頚髄損傷者を対象に環境制御装置に関するアンケート調査を行い、その集計結果及びそれに対する筆者らの考察を報告している。環境制御装置の使用者は、全体の7%であり、環境制御装置があまり普及していない現状が報告されている。周辺機器のうち最も重要な機器は、電動ベッド、福祉電話、呼び鈴であり、最も多く使用する機器は、電動ベッド、福祉電話、テレビである。現状の環境制御装置への不満点は「車いす上で使用できない」、「チャネル数が少ない」などである。一方で使用希望者は60%である。使用していない理由は、「知ってはいたが自分にとってどのくらい役に立つのかわからなかったから」が最も多く、困っている機器の操作は、「訪問者の対応」、「電話の操作」、「電気機器の操作」などである。また、多くの方が音声認識機能を用いた機器のコントロールを望んでいることが明らかになったとしている。