音声ブラウザご使用の方向け: ナビメニューを飛ばして本文へ ナビメニューへ

身体障害児用乗り物の試作開発

主題:
身体障害児用乗り物の試作開発
著者名・研究者名:
佐藤正之、高橋義信、木村脩、山口勝彦、加藤善史(財団法人自転車産業振興協会 技術研究所)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 469~470頁(1997年8月)
キーワード:
連絡先:
佐藤正之((財)自転車産業振興協会 技術研究所)
愛知県犬山市字新川1-6
電話: 0568-67-0437
概要:
筆者らが試作した2種類の障害児用乗り物を報告している。一方は子供たちが楽しみながら利用できるような乗り物、他方は障害児の介助者である母親と子供が共に風を切って走ることができる乗り物である。前者として障害児が遊びながら自分の力で思いのまま移動できるプレイビークルという6輪の乗り物を試作している。これは駆動輪と操舵ハンドルを同一にしており、小さな駆動操作力でも障害児が手軽に走行できるような構造となっている。後者として日常使用している車いすにワンタッチで後輪足駆動ユニットが取り付け可能なトランスポートビークルという自転車と車いすを合体させたような乗り物を試作している。この2試作品を障害者施設においてモニタ試乗を試みている。プレイビークルに関しては有用であることが判明し、トランスポートビークルに関してはコンパクト性、旋回走行性に課題があることが結果として得られている。