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点訳文書量の簡易推定法に関する研究

主題:
点訳文書量の簡易推定法に関する研究
著者名・研究者名:
金子研一、加藤俊和(日本ライトハウス点字情報技術センター)武田宏子、奥 英久(岡山理科大学工学部)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 477~480頁(1997年8月)
キーワード:
視覚障害者、点字本、墨字本、点訳システム、パラメータ、サンプル文書
連絡先:
金子 研一((社福)日本ライトハウス点字情報センター)
〒577 東大阪市森河内西2-14-34
電話: 06-784-4414
概要:
本研究では過渡的かつ簡易的な点字文書量推定方法として重回帰分析の手法を用い、点訳の元となる墨字文書の文字種とその数量および点訳後に変化する文書量の関係について分析した。サンプルとして墨字文書と点字文書のテキスト・ファイルを用意し、墨字文書から求める各パラメータを説明文書、点字文書から求める総点字数を目的変数として相互関係を分析し、説明変数による目的変数の推定について評価・検討した。この結果墨文書における文字数の構成から点訳後の文書を推定できる可能性が示された。今回の研究では通常文書も特殊文書も一種類ずつであったが、今後さらに多数の文書に関するデータ収集と分析を継続する予定である。