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血管障害者における移動およびADL能力別住宅改造指導の分析

主題:
脳血管障害者における移動およびADL能力別住宅改造指導の分析
著者名・研究者名:
坂村健介、濱昌代、酒井広勝、橋本実、唐津学、杉浦有子、織田裕可里(リハビリテーション加賀八幡温泉病院)能村友紀(寺井町健康福祉センター)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 519~524頁(1997年8月)
キーワード:
連絡先:
坂村健介(リハビリテーション加賀八幡温泉病院 作業療法科)
石川県小松市八幡12-7
電話: 0761-47-1212
概要:
脳血管障害者の障害レベルと、入院患者の家庭復帰に際して行われる住宅改造指導の内容との関連について調査を行った。対象者は、報告者の属する病院において住宅改造の指導を行い、改造の資料が揃っている脳血管障害者とした。そして対象者を担当作業療法士の記録に基づいた退院時移動能力およびADL能力で分類し、各分類ごとの住宅改造指導内容を分析しまとめた。移動能力別分類によると、独歩者・介助歩行者の方が車椅子使用者より住宅改造指導の対象となることが多いことがわかった。また、個別の改造箇所に関しては、玄関、トイレ、浴室では移動能力やADL能力とは関係なく、大半が何らかの改造を施していた。一方、廊下、階段、居間は本人が利用する頻度によって改装の有無が決定されやすく、移動能力やADL能力による差異があった。