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温水洗浄便座のリモコンスイッチの設置位置に関する研究-4症例の主観評価を通して-

主題:
温水洗浄便座のリモコンスイッチの設置位置に関する研究-4症例の主観評価を通して-
著者名・研究者名:
井上薫、伊藤祐子、笹田哲、木之瀬隆、寺山久美子 (東京都立医療技術短期大学)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 557~562頁(1997年8月)
キーワード:
連絡先:
井上薫(東京都立医療技術短期大学 作業療法学科)
〒116 東京都荒川区東尾久7-2-10
電話: 03-3819-1211 FAX: 03-3819-1406
概要:
トイレ内の機器制御用スイッチの設定位置が不適切であると機器そのものが有効に利用されないことがあり、他のアクセサリー類も含めた適切な配置に関する検討が必要である。そこで、利用希望の上位にある温水洗浄便座用リモコンスイッチの望ましい設置位置に関して、リモコンスイッチが押しやすい位置にあるか否かという主観評価を通して調査し、各疾患・障害に応じた望ましい設置位置を検討した。対象は、脳血管障害による片麻痺(左側、右側),失調症、パーキンソン病の3種4症例の疾患・障害を有する被験者とした。トイレの壁に見立てたアクリルボードを各自の体幹中心線より4通りの距離(35、45、55、65cm)に設置し、その上の押しやすい位置に対する主観的評価を聴取し、中高年群を対照群として検討を行った。