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嚥下バイオフィードバック訓練機器の開発

主題:
嚥下バイオフィードバック訓練機器の開発
著者名・研究者名:
田中尚文、岡島康友(慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター)村岡慶裕、富田 豊(慶應義塾大学理工学部)
掲載雑誌名:
第12回リハ工学カンファレンス講演論文集 12巻 565~568頁(1997年8月)
キーワード:
脳血管障害、嚥下障害、嚥下訓練、バイオフィードバック、EMG、EGG
連絡先:
田中 尚文(慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター)
〒410-32 静岡県田方郡天城湯ヶ島町月ヶ瀬380-2
電話: 0558-85-1701
概要:
本研究では前頚部からのEGG、奥舌部での内圧、舌骨上筋群のEMGの3つのパラメータに関して聴覚と視覚によるバイオフィードバック機器を開発し、各々のパラメータが咽頭相を含めた時期において変容できるか否かを健常者および嚥下障害患者で検討した。バイオフィードバックに際しては3つのうちフィードバックしたいパラメータをキーボード上で1つ選択して訓練することとした。CRT画面上ではターゲットとなる波形をテンプレートとして基本波形ライブラリから選択してあらかじめ提示し、それと同様の波形を描くよう訓練させた。結果は健常者のみならず嚥下障害者でも正常に類似するように変容可能なことが示された。今後は他の指標やパラメータ間の比較検討を要する。